国土面積が世界中で61番目という小さな島国でありながら、世界第3位の自動車市場を持ち、8社の自動車メーカーがひしめく日本。メーカー同士の熾烈なシェア争いのなかで、製品を差別化すべく生まれたさまざまな機能のなかには、その奇抜さからユーザーに浸透せず、短命に終わったものも少なくない。
ただし、改めて振り返ってみると、合わなかったのはその時代性だけであって、生まれてくるタイミングさえ違えば、異なる結果になったのではと思わせる“トンガリ機能”もある。その証拠に同種の機能を欧州メーカーが採用する、なんて逆転現象もみられるのだ。
そんな、早すぎる登場が災いしてか、イマイチ普及しなかった国産車のトンガリ機能を振り返ってみた。
文/藤井順一、写真/トヨタ、ホンダ、マツダ、三菱自動車、FavCars.com
コメント
コメントの使い方4WSの記事でプレリュードが車速変動式と記載あるが車速とは関係なく舵角によって同位相と逆位相になる機械式です。
日本のメーカーは13社ですよ?まあAER、GLM、無限はいいとしても光岡は入れてください。何を忘れてるか知らないけど、スズキ、光岡、マツダあたりが忘れられそう。