■国産車はZ30ソアラがコスパ最強だ!!
【歴代最強コスパ直6 第4位:トヨタ Z30 ソアラ】
ここまで輸入車ばかりだったので、あと一台の魅力的でコスパのいい直6は国産から選びたいところだが、残念ながらいま新車で手に入る国産直6は存在しない。
絶版車までワクを広げると、R32〜R34スカイライン>-R、A80スープラあたりが定番となるが、いまやこれら絶版名車は価格が高騰してしまい、決してコスパがいいとは言えなくなっているのが悩ましい。
そんな中で、タマ数は少ないものの、あればそこそこの価格で手に入るのがZ30系ソアラだ。

1JZ-GTE型2.5Lツインターボと2JZ-GE型3L搭載モデルが存在し、シャシー性能はほぼ80スープラと同等。
生産終了から20年以上経っているから、まともに走らせるにはそれなりに手を入れる必要があるが、それでも80スープラよりは割安に直6の走りが味わえる。
新型A90スープラでBMW製とはいえ直6が復活するが、コスパよく国産直6を楽しむなら、まだしばらくは絶版モデルから探し出す方がお手軽なんじゃないでしょうか?

【おすすめ直6搭載車はこれだ!!】
・E46 M3(程度の良い中古車) コスパ★★★☆☆ 今から買える度★★☆☆☆
・BMW M2コンペティション コスパ★★☆☆☆ 今から買える度★★★☆☆
・メルセデスS400d コスパ ★★☆☆☆ 今から買える度★★★☆☆
・メルセデスE450 コスパ ★☆☆☆☆ 今から買える度★★★☆☆
・Z30ソアラ(中古車) コスパ ★★☆☆☆ 今から買える度★☆☆☆☆
■国産直6にもっといいクルマあるでしょ!!
(TEXT:ベストカーWeb編集部)
たしかにM3がいいのも、M2がいいのも、ベンツがいいのもわかる!! でも日本にもそこそこコスパの高い直6もあります!!
日本の直6といえばやはり2.6LツインターボのRB26DETTを搭載する、スカイラインGT-Rが挙げられるだろう。超がつくほどの名車だが、現実問題コスパはよくない。

なんせ最終形態ともいうべくR34は新車の頃よりも高いし、R32についても30年前のクルマと考えれば破格のプライスタグがついている。
そう考えると乗りやすいのはR34の25GTではないだろうか? ドリフト車としての需要も非常に多い車種で個体も減りつつあるが、セダンも選べる希少なGTだ。

セダンといえばマークIIも忘れちゃいけない。こちらもドリフトのベースとして大人気だったこともあり個体数は減少中。
JZX110のツアラーVがねらい目だが、これから状態のいい個体を見つけるのは厳しいか? 価格はそこそこ高値維持。

最後は超絶渋すぎるチョイスとして初代デボネアとかいかがだろうか? 2Lの6G34を搭載する三菱のサルーンだが、1960年代から1980年代まで生産されたシーラカンスのようなクルマだ。
コスパ以前の問題でなかなか直6車を見つけるのも困難だが、オーナーになって「デボネアの直6はいいですよ」ってひと言はプライスレスだろう。
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