右と左どっち!?!? ドライバーも困惑!! ウインカーの正しい出し方を知ってる?

一般道において、側道から本線に合流する場合はどうする?

右、左どっち!? ウインカーの正しい出し方知っていますか?
たまに見かける「交差点」。ここではハンドルを左に切って合流することになるので、ウインカーは左に出すのが正解

 まずは、その形状によって「交差点」となる場合と「付加車線」となる場合があることを知っておこう。

 交差点とは、道路交通法では「2つ以上の道路が交わる部分」とされている。つまりT字路、Y字路、十字路などはすべて交差点である。ウインカーは自車が曲がる方向(ハンドルを切る方向)に出すべきものなので、これらの交差点においては、ハンドルを切る方向が左なら左ウインカー、右なら右ウインカーを出せばいい。

「付加車線」とは何か?

右、左どっち!? ウインカーの正しい出し方知っていますか?
高速道路の合流で見かける「付加車線」。ここではハンドルを右に切って右側に車線変更するので、ウインカーは右に出すのが正解

 付加車線とは、本線にすり付けるかたちで本線と並行して設置された道路のこと。高速道路の合流車線をイメージするとわかりやすいだろう。

 この場合は、本線と並行して少し走り、その後に右側へ車線変更する形で合流する。このときはハンドルを右に切ってクルマを車線変更させるので、右ウインカーを出すことになる。

 左右どちらのウインカーを出すのか? という疑問に関しては、「ハンドルを切る方向にウインカーを出す」と覚えておけば問題ない。

でも…本線を走るクルマから左ウインカーは見えるのか?

右、左どっち!? ウインカーの正しい出し方知っていますか?
高速道路の合流シーンでは右ウインカーを出して車線変更するが、本線を走るクルマの進行を妨げてはならない。万が一事故を起こした場合、合流車の過失割合は約7割と言われている

 ルールは理解しているが、交差点での合流時、自分の出した左ウインカーは本線を走るクルマから見えているのか? と思ってしまう。

 左ウインカーは、どちらかというと自車の真後ろのクルマに合図しているように私は感じている。そうではなくて、本当は本線を走行しているクルマに自車がそちら方向へ動くことを知らせたいのに……そう思うドライバーは多いのではないだろうか?

 また、道路の形状は本当にさまざまで、「え? え? どっち??」と思うこともあるだろう。私にも経験はある。なので、そんなわかりにくい所には「ウインカーを左に出せ」みたいな標識が立っていると助かるのだが……と思うのは私だけだろうか。

 そもそもウインカーは「自車の次の進路や動きを周囲に知らせて追突・巻き込みなどの事故を避けるため」に出すものなので、ウインカーを出していたとしても相手から見えていなければ事故は起こりうる。まごまごした結果、出せなくても事故は起こりうる。

 そこで、右ハンドル車の筆者の場合は、交差点での合流時は左にウインカーを出しつつ窓を開け、手のひらを後方に広げた右腕を車外に出し、本線を走行するクルマへ「今から入りますよ!」の意思を伝えるようにしている。雨の日は濡れてイヤなんですけどね……。

 左ウインカーを出しつつ、右手を後方に出しているおかしな状況に「なんだかなぁ……」と思いつつも、「本線車両にこちらの意思をわかってもらうのが先決!」と思って行っている。

 みなさんはどうしていますか?

【画像ギャラリー】あなたのウインカーの出す方向、実は間違いかも(6枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…