サウナーもうらやむ!? 部屋感覚でくつろげちゃっていいの!? 「整いカー」4選

何から何までエレガントなマツダのCX-8の快適空間

サウナーもうらやむ!? 部屋感覚でくつろげちゃっていいの!? 「整いカー」 4選
2018年と2019年の2年連続で国内3列シートSUV販売台数第1位を獲得したCX-8。2018年には2018~2019日本自動車殿堂カーオブザイヤーも受賞している

 2017年12月に発売された3列シートクロスオーバーSUVのCX-8。

 力強さとエレガントな美しさを融合したデザインもさることながら、マツダの国内SUVラインナップにおける最上位モデルとなるCX-8なだけに快適な室内空間へのこだわりも相当なもの。

 例えば、前席シートは骨盤を立たせて着座姿勢を安定させるようシートクッションやバネを改良してコーナリング中などでの乗員上体の安定性を向上。

 また、運転席には10Wayパワーシートやドライビングポジションメモリー機能を、助手席にも6Wayパワーシートを、運転席と助手席にはシートベンチレーションを、さらにはセカンドシートにも4Wayのパワーシートが採用されている。

 サスペンションも段差やうねりのある路面などで乗員の揺れを軽減して疲れやクルマ酔いを低減するべく、スプリング&ダンパー特性の見直しを実施。オーディオも開発初期からボーズと協業し、フロントシートからサードシートまで同じ音を届けることを徹底追求。

どの席に座っても、まるで前方にステージがあるような臨場感に満ちたサウンドを実現している。

 多彩なシートアレンジも特筆すべきポイントでサードシートを倒せば大人4人分の乗車スペースと同時に余裕のラゲッジスペースを確保できる。

 加えて、センターウォークスルータイプのキャプテンシート車(またはベンチシート車)はセカンドシートのシートバックを前方に倒せば、大人が横になれるフルフラットスペースも出現。

 これらのスペックだけでも、CX-8がスキのない整いカーであることは十分に理解いただけるだろう。

日産・ノート オーラのプレミアムな音響に酔いしれる

サウナーもうらやむ!? 部屋感覚でくつろげちゃっていいの!? 「整いカー」 4選
内外装の細部に至るまで“上質”にこだわった新時代のコンパクトカーとしてデビューしたノート オーラ。発売当初は受注開始から約3週間たらずで1万台を突破する人気ぶりだった

 2021年6月にまったく新しいプレミアムコンパクトカーとして発表されたノート オーラ。

 2022年度はベースモデルであるノートと合わせて11万3390台を販売し、いまや日産の顔ともいうべき存在となったノート オーラはドライブ中のプライベート空間の快適性に徹底的にこだわり、ルーフやドア、フロントドアのガラスなどに遮音対策を施すことで高い静粛性を確保されているとはいえ、「整いカーというには少々無理があるのでは?」と思う人もいるだろう。

 だが、しかし! ここで注目したのは、部屋感覚でくつろげるノート オーラのBOSEパーソナルプラスサウンドシステム。

 メーカーオプションの設定にはなるものの、上質なくつろぎを楽しめるように運転席と助手席のヘッドレストにBOSEスピーカーを搭載した国内初のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、BOSE独自のアドバンスド シグナル プロセッシング テクノロジーがもたらす広がりのあるプレミアムな音響を実現。

 また、ヘッドレストスピーカー、ワイドレンジドアスピーカー、ツイーターの8スピーカーと最先端DSP内蔵アンプのシステム構成によるリアルなサウンドやクリアで力強い低音など各音域での優れた再現性も特筆点で、これまでになかったリッチなサウンドが車内で体験できるのだ。

 昨今のおうち時間増加で見直されつつあるとはいうものの、衰退傾向にあるオーディオ趣味。おうちでゆっくりまったりと音楽鑑賞ができないという人にノート オーラはもってこいの一台だと思わない!?

 クルマの多様化が進む昨今なだけに、各自動車メーカーもあの手この手を使って装備を充実させてきているのは周知のとおり。それだけに“整いカー”と呼べるクルマもここで取り上げた4モデル以外に数多く存在する。

 だったら、クルマを単なる移動ツールのひとつとしてではなく、これまで以上に生活空間として積極的に活用してみてはいかがだろうか?

【画像ギャラリー】「整いカー」で至福のときを!! 部屋感覚でくつろげるクルマとは?(14枚)画像ギャラリー

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