シンプルさをウリに登場から1年! ステップワゴンが強力ライバルに勝る魅力とは

シンプルさをウリに登場から1年! ステップワゴンが強力ライバルに勝る魅力とは

 2022年5月に登場したホンダ ステップワゴンは、シンプルなエクステリアに一新され、押しの強いデザインを好まないユーザーたちに人気を呼んでいる。登場から1年、現在の評価はどうなっているのだろうか。

※本稿は2023年5月のものです
文/諸星陽一、渡辺陽一郎、岡本幸一郎、写真/ベストカー編集部、ホンダ
初出:『ベストカー』2023年6月26日号

■原点回帰を図ったシンプルなデザインに一新!

2022年5月登場のホンダ ステップワゴン(価格:305万3600~391万2700円 ※写真はAIR)
2022年5月登場のホンダ ステップワゴン(価格:305万3600~391万2700円 ※写真はAIR)

 7年ぶりに一新した6代目は、シンプルで力強いデザインで登場。2Lハイブリッドと1.5Lターボやプラットフォームは先代からのキャリーオーバーだが、ボディサイズをひとまわり拡大。室内の快適化が図られ、内外装の質感も向上している。

●ホンダ ステップワゴン e:HEVスパーダ・2WD
・全長×全幅×全高:4830×1750×1840mm
・車重:1840kg
・最小回転半径:5.4m
・パワーユニット:2L、直4(145ps/17.8kgm)+モーター(184ps/32.1kgm)
・燃費:19.6km/L
・価格:371万8000円

■諸星陽一先生からの再・通信簿

外観同様に水平基調で心地よさが感じられるインパネ周り
外観同様に水平基調で心地よさが感じられるインパネ周り

・パワー感:8点
・ハンドリング:8点
・快適性能:7点
・環境性能:7点
・実用性:9点
・お買い得度:9点

 走りの性能に関してはライバルと大差ない良好なものだが、ハイブリッドがFFにしかないのがちょっと残念な部分。活動的なファミリーなら冬にはスキーに出かけたいという考えもあるはず。そこがちょっと気になり満点から10点マイナスとなってしまった。

●総合評価:90点

次ページは : ■渡辺陽一郎先生からの再・通信簿

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!