ロードスター買うなら今って言いきれるワケって!? 買わないと後悔必至のオープンカー4選

フルモデルチェンジしてからでは遅い! “買うならいま”のマツダ ロードスター

オープンカーが消滅の危機!? だからこそ買うならいまのオープンスポーツ4選
ロードスターRFでは、流れるような美しい開閉動作と約13秒という世界最短のルーフ開閉時間を実現

 2000年5月に2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一(53万1890台)のギネス記録を樹立するなど、全世界で愛されているロードスター。

 魅力的なスタイリングと操る楽しさを提供して日本の技術水準の高さを世界に示したことが評価され、日本自動車殿堂 歴史遺産車に選定された初代、フルオープン2シーターライトウェイトスポーツカーの魅力をさらに高めた2代目、初代と2代目の特徴を継承しつつモダンでより洗練されたエクステリアや軽量コンパクトな2.0リッター MZRエンジンを採用した3代目と着実に進化を遂げてきた。

 そして、2015年4月にはマツダのスカイアクティブ技術とデザインテーマの魂動を採用した新世代商品第6弾として現行の4代目が登場。

 その4代目で特筆すべきポイントとなったのは、軽量化とダウンサイジングではないだろうか。

 クルマを楽しむ感覚をかつてないほど気持ち良いものにするべく、4代目ではアルミや高張力鋼板、超高張力鋼板の使用比率を71%に高めるとともに剛性を確保しながら軽量な構造を追求し、先代比100kg以上の軽量化を達成。

 全長も先代から105mm短くなり、低く短いフロントオーバーハングと人を中心に配置したコンパクトなキャビンが織りなす美しいプロポーションを実現した。

 新開発のエンジン(SKYACTIV-G 1.5)も排気量が先代から0.5リッター縮小されたものの、それを補って余りある加速感と全回転域でドライバーの意図に応じる気持ち良いスポーツサウンドを提供した。

 そんな4代目は現在に至るまで毎年のように商品改良を繰り返すとともに、魅力的な特別仕様車も多数登場。デビューから8年が経過した4代目なだけにフルモデルチェンジの噂も絶えないが、その進化はまだ止まりそうにない。

お財布に余裕があるのならレクサスのLC500コンバーチブルも視野に入れてみては?

オープンカーが消滅の危機!? だからこそ買うならいまのオープンスポーツ4選
ルーフを開いても閉じていても美しいシルエットを目指しつつ、LC独自の世界観もコンバーチブルで実現したLC500コンバーチブル

 新車で買える国産オープンスポーツはコペンとロードスターだけではない。そう、国産オープンスポーツ最後の一台は日本が世界に誇るレクサスのLC500コンバーチブルだ。

 新世代レクサスの幕開けを象徴するフラッグシップクーペとして2017年3月に登場したLCは当初、5.0リッター V型8気筒エンジン搭載のLC500と世界初のマルチステージハイブリッドシステム(3.5リッター V型6気筒エンジン)を採用したLC500hの2グレード展開だったが、2020年6月に行われたLC500/LC500hの一部改良の際にコンバーチブルを新たに設定。

 豊田章男氏の「エレガントさに加えてLC独自の本能を刺激するような走りを育てていく」という想いのもとに、コンバーチブルモデルならではの存在感や人の感性に訴える走行性能/エンジンサウンドを実現。

 さらに、LCシリーズの統一感を保ちながら専用パッケージングによってソフトトップルーフの軽快感や開放感、リアのダイナミックな印象など、その個性がいっそう引き立つエクステリアが見る者を圧倒した。

 また、5.0リッター V8エンジンとDirect Shift-10ATの組み合わせは伸び感のあるリニアな加速を提供するだけでなく、その官能的なサウンドを堪能できるように吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブを採用。

 ルーフオープン時の気持ち良いサウンドづくりもしっかりと行われている。

 他にも枚挙に暇がないほどの装備・機能が充実しているLC500コンバーチブルではあるが、車両本体価格は1550万円と庶民には高嶺の花でしかない。

 先述のコペンが188万8700円~、ロードスターが268万9500円~であることを考えると、LC500コンバーチブルが放つレクサスの世界観を体感できるのはごく一部の人なのかも!?

次ページは : ミニのコンバーチブルはお高い輸入車オープンスポーツのなかでは比較的手頃―番外編―

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタ自動車の壮大なるBIGネーム復活計画の第四弾は……なんとトヨタセリカ!? 新型ホンダフリードの注目情報や、レーシングドライバー岩佐歩夢選手の新旧ホンダスポーツカー試乗など、GW明けから全力投球な企画だらけです!