■LKAとACCが別々で使える!?
ホンダ車のACCとLKAの特徴はそれぞれが単独で使えること。他社のほとんどのLKAはACCとセットでないと使えない。つまりホンダ車はLKAを単独で使え、ブレーキを踏んでもキャンセルされないのだ。
これはACC+LKAで走行中に割り込みなどでブレーキを踏んだ時、一度に2つのモードがキャンセルされてドライバーを慌てさせないためだ。
なかでもZR-Vはステアリングのスイッチを押すだけですぐにLKAがONになり、全車速で車線内中央維持をアシストする。高速道路だけでなく一般道でも使えるのだ。
MIRAIにはアドバンストドライブが設定されている。こちらは日産のプロパイロット2.0と同じような位置情報収集によってACC+LTAのコントロールを行う。優秀だがMIRAIそのものが水素ステーション有無の地域格差があるので評価基準は4位にした。
最後はスバル。アイサイトのステレオカメラに広角の単眼カメラをプラスした3眼カメラでACC+LKAをコントロールする。車線内中央維持走行の精度も高く、広角カメラによる斜め方向のより広範囲な接近や障害物を認識して回避操作をアシストする。
●ADASの優秀さだけでランキング ベスト5
1位:日産 アリア(プロパイロット2.0)
2位:トヨタ プリウス
3位:ホンダ ZR-V
4位:トヨタ MIRAI アドバンストドライブ
5位:スバル クロストレック
コメント
コメントの使い方運転サポートならトヨタ一択です
たしかに最新性能ならプロパイロット2だと思うが、まるで自動運転であるかのようなCMや日産コネクト プロパイロットプラン(年額22000円/税別)加入がないと機能が使えない制約を考えると、「ちょっと?」と考えてしまう。3D高精度地図情報の更新だって何年で打ち切るのかね? そのあとはただのゴミにならないかが心配。
訂正/新型からプロパイロットプランの価格が改訂され23200円(税込み25520円)となったようです。また別途ドコモの契約(1日550円~年額13200円)が必要のようです。