■サイズは大きくないがBMWブランドは魅力的
●初代/BMW 2シリーズグランツアラー(2015年)
2015年に登場したBMW初の7人乗りMPV。サイズは全長4565mm×全幅1800mm×全高1645mmという程よいもので、駆動方式はFFが基本。パワーユニットは1.5L直3および2L直4のガソリンターボと、2L直4ディーゼルターボ。
●中古車購入ポイントは?
300万円以下の流通量は豊富で、2018年6月以降の後期型も結構な数が200万〜299万円で売られている。
後期型の狙い目はディーゼルターボの2019年式218dラグジュアリー。車両240万円前後で、走行4万kmあたりの物件が買えるはずだ。前期型は180万円前後で218d Mスポーツを狙いたい。
●BMW2シリーズグランツアラー
・中古相場:約80万〜390万円
・新車時価格:358.0万〜541.0万円
・年式:2015年〜
・入手しやすさ:★★★★☆
・高級に見える度:★★★☆☆
■タマ数が少なくディーゼル車がほとんど
●2代目/シトロエン グランドC4スペースツアラー(2018年)
2014年に登場したグランドC4ピカソが2018年に「グランドC4スペースツアラー」へと車名を変更した7人乗りMPV。パワーユニットは1.6L直4ガソリンターボまたは2L直4ディーゼルターボで、トランスミッションは6速ATが搭載される。
●中古車購入ポイントは?
300万円以下で買える中古車の比率は高いが、そもそも流通量が少なめ。現在出回っている中古車のほぼ100%が2Lディーゼルターボの「シャイン ブルーHDi」で、車両260万円前後で走行4万kmの一台が狙えるというイメージ。
購入時は6速ATの状態を確認したい。また、改名前のグランドC4ピカソも視野に入れたほうが探しやすくなるだろう。
●シトロエングランドC4スペースツアラー
・中古相場:約200万〜330万円
・新車時価格:355.0万〜454.0万円
・年式:2018〜2022年
・入手しやすさ:★☆☆☆☆
・高級に見える度:★★★★☆
■少数だが300万円以下の中古車もあり!
●現行型3代目/メルセデスベンツ Vクラス(2015年)
「標準ボディ」「ロングボディ」「エクストラロングボディ」という3タイプのボディが用意される、3列シートのメルセデスベンツ製ミニバン。パワーユニットは2.1L直4ディーゼルターボが基本だが、2018年11月に2L直4ガソリンターボを追加。
●中古車購入ポイントは?
モデル全体としての相場は約270万〜1300万円。その大半は300万円以上となるが、少数ながら300万円以下で狙える物件も存在する。2019年11月以降の後期型はさすがに無理だが、2016年式付近の220d標準ボディが車両280万円前後で見つかるはず。
その場合、走行距離はけっこう延びているはずなので、内外装のコンディションだけでなく「メンテナンス履歴」のよし悪しもしっかり確認することが肝要になる。
●ベンツVクラス(現行型)
・中古相場:約270万〜1300万円
・新車時価格:535.0万〜1330.0万円
・年式:2015年〜
・入手しやすさ:★☆☆☆☆
・高級に見える度:★★★★★
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