■ちょっと奮発してトヨタの「アクアGR SPORT」を選ぶという手もアリ!
上記4モデルはいずれも車両本体価格が200万円前後であることに対し、アクアGR SPORTは約260万円と少々お高い。
しかし、TRG(トヨタ・ガズー・レーシング)が“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”で培った知見を活かしたアクアGR SPORTが、約260万円で買えるのならば、むしろお買い得と思っていい。
“意のままに操れる歓び”という先代のコンセプトを踏襲しつつ、運動性能を高めた2代目のアクアGR SPORT。
標準モデルに対してフロア下の2箇所にブレースを追加するとともにリアバンパーリンフォースも装備し、ボディ剛性を高めて操安性の向上とフラットな乗り心地を両立。専用のサスペンションチューニングも優れた応答性、適正な車両姿勢やコントロール性能、乗り心地の良さを高い次元で融合している。
さらに、もうひとつチェックしておきたいのが操舵フィールの向上に寄与する専用電動パワーステアリング制御の採用だ。
力強い加速力が得られるのと同時にアクセルペダルを緩めた際の減速度がノーマルモードに比べて最大2倍になるPOWER+モード設定時には一段とスポーティなステアリング特性となり、爽快なドライビングが楽しめるのだ。
もちろん、エクステリアもアクアの標準モデルとは一線を画していて、ワイド&ロースタンスの専用デザインによって走行・空力性能向上に貢献する機能美を徹底追求。
インテリアも身体をしっかりサポートするスポーティシートで特別感を演出するにとどまらず、専用の本革3本スポークステアリングホイールやアルミペダルなど、スポーツドライビングに欠かせない装備も充実!
それにもかかわらず、約260万円という車両本体価格は、くどいようだがやはりお買い得と言わざるを得ない。
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