クルマを購入するのにあたって、悩ましいのがグレードの選定。もちろん上級グレードになればなるほど、魅力的な装備が満載されていくが、価格も驚くほど高価になっていく。
ただ、昔から「輸入車は、ベースグレードのほうがいい」ともいわれる。内外装のドレスアップパーツの差はさておき、ベースグレードと上級グレードの大きな違いは、パワートレインや足周りだ。ターボ化やハイブリッド(PHEV含む)でより高出力なエンジンになったり、いかにもグリップが高そうな幅広&扁平大径タイヤや電制ダンパーなど、走りの装備が満載されているほうが、当然、走りもいいのでは?? と思えるが、実は輸入車に限らず、国産車であっても、ある程度の価格帯のモデルとなると、ベースグレードのほうが優れている場合が多い。
文:吉川賢一
写真:NISSAN、BMW、Mercedes-BENZ、Audi、ベストカー編集部
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