■開かない屋根に落ち着いた事情
ひと昔前まで、サンルーフやキャンバストップを採用した国産車は街中でいくらでも走っていたものだが、現在では目にする機会は激減。
これには、エアコンやベンチレーションシステムの普及で換気や採光という機能性を補完できたことや、クルマに求められる安全性に対するコスト増、雨漏りなどのトラブルへの不安など、さまざまな要因があるだろう。
かつてサンルーフがミニバンの人気オプションだった頃「サンルーフから顔や手を出さないようにね」なんて、家族の会話が普通だったが、いまや日産「セレナ」、トヨタ「ノア」、ホンダ「ステップワゴン」にすらサンルーフの設定はなくなってしまった。
果たしてオープンカーやサンルーフなどのクルマにおける開放感は、人々にとって必要なくなったのだろうか。結局、ユーザーもメーカーもそうした装備まで購入や開発の予算に手が回らないのが実情なのかもしれない。
窓や屋根を開けてドライブする楽しみのひとつは、その季節ならではの香りや景色を見られることだ。そんな楽しみを倍増させるためにも、ぜひオープンカーもしくは、それに近い感覚が味わえる装備は残していってほしいものだ。
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コメント
コメントの使い方頭ん中で描くイメージとは真逆にオープンが女にもてる事はありえないからな
女にとって最悪な車だぞ
風で髪が崩れる
紫外線が強い
周囲からジロジロ見られる
ドラマや映画でオープンが良く使用されるのは、イケメン俳優、美人女優に似合ってオシャレ
では無くて単純に中の人の撮影が楽だから
自分もNC弄ってたから痛感しますが、オープンは近年のスポーツ走行に必須な
剛性を軽さと両立できない。だからNCでは極端にロールする純正足で誤魔化し、チューンが難しく、
NDでは剛性は諦めた設計で、頑なに馬力低いエンジンしか載せないことで破綻を減らすしかなかった訳です。
金ドバドバ掛ければ両立できると思うしショップの幾つかはやってますが、庶民にはとても…なので割り切りが必要です