■10年付き合うために必要なメンテナンスは?
愛車を長持ちさせるなら、当たり前だが確かな点検、そして適切な整備が必要となってくる。そして多くの場合はかかりつけの整備工場を持っており、プロの整備士にすべてお任せ……という人も多いだろう。
実際、末永く愛車と付き合っていきたいと思うならそれも最適解のひとつといえる。
それでも長く同じクルマに乗っているといろんな故障やトラブルに巡り合うのは避けられない。そこで、10年乗り続けるうえで発生する可能性がある故障箇所を一例だがおさらいしておこう。
・各種ゴム部品
エンジン、ドライブシャフト、そしてステアリング機構などあらゆるところにゴム製部品が使われているが、これが経年劣化で縮み、結果ゴムが裂けてしまうことがある。
そしてエンジン関連だと燃料ホースもゴム製であるため、これも例外ではない。走行中に燃料漏れなどが起きたら車両火災などの危険もある。もしここの交換を整備士に薦められたら迷わず交換したい。
・サスペンション
長く乗り続けていると以前のような快適な乗り心地はどこへやら、感じたことのない振動や不安定な挙動を感じ取る機会が増えるかもしれない。そうなったら、サスペンションがヘタってきた可能性がある。
サスペンションだと、ショックアブソーバーのオイル漏れといった症状がありえるが、こうなったらまるごとサスペンションを交換することになるハズ。
整備料金は高くつくが、長く安心して走り続けるためにも異常が見つかったら交換することをお勧めしたい。
・タイミングベルト
吸排気バルブを適切なタイミングで開け閉めするために使う部品がタイミングベルトだ。これの交換時期は多くが「10年/10万km」とされている。この部品を交換する時期が迫ってきたら愛車を長い時間乗ったと言えるかもしれない。
これが破断するとエンジンに甚大なダメージを与えかねない。交換時期が迫ってきたら早めに交換しよう。
愛車と長く乗るには10年先に備えた知識も必要になるが、やはり一番重要なのは「愛」!! 皆さんも愛車により多くの愛を注ごう。末永くお幸せに!!
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