■トイレが近くなるのはコーヒーだけじゃない!
カフェインには強力な利尿作用があることからトイレが近くなってしまう。そのため、前項の刺激物であげたような、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーラ、エナジードリンクの摂取は控え、かわりに麦茶のようなノンカフェインのお茶やデカフェコーヒーを選ぶのがお薦め。
ちなみに、ドリップコーヒーは100mlあたり約60mgのカフェインが含まれている。健康な成人のカフェイン摂取量の上限が最大400mg/日といわれているので、4~5カップ程度に。とりすぎは下痢だけではなく、心拍数の増加や吐き気など、さまざまな健康被害をもたらす。
意外かもしれないが、オレンジジュースなどの柑橘系のジュースもトイレが近くなる原因になる。これは柑橘類に含まれるカリウムが原因。カリウムもカフェインと同様、尿意を感じさせる神経を刺激する作用があるためだ。
■運転する前日の飲酒にも要注意!! アルコールは体調不良の最大原因
アルコールは運転中は飲まないから関係ないだろうと思う人も多いだろう。しかし、アルコール自体は体内に残っていなくても、アルコールの影響によって水分が腸から体に吸収されにくくなって、その結果、下痢をしやすくなる。
アルコールが原因の下痢は飲みすぎが原因だが、体調によってはたとえ適量、控えめと感じる量を飲んだとしてしても、お腹がゆるくなることがある。そのため、長時間にわたり運転する予定のある前日にはお酒は飲まないことが賢明だ。
ここまで読んで、自分は食べても眠くならないし、胃腸が丈夫だから腹痛も心配ないと思った人もいるかもしれない。しかし過信をしてはダメ。体調によっては不調が発生することがあるからだ。
ということで、長時間にわたり運転をしなくてはならないとき、高速道路のようにトイレに行きたくなっても停車することが不可能な道路を走ることがわかっている場合は、前日の夜からここで紹介したような食品の摂取を控えよう。
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コメント
コメントの使い方当日になると、意外と忘れることも多い内容なので、ありがたい記事だと思います。
とくにオレンジ系のジュースは、連れや子ども達が飲んで高速や山道途中で苦しくなり易いので、コンビニで買う時慎重に。
カフェインの利尿に関して、私の場合は逆にドライブ前に緑茶を少し飲んで、するとすぐトイレ行きたくなるので出し切ってから出掛けます。集中力も高める飲み物ですしね。