■中古車販売がクリーンになり値引きの必要が無くなった
値引きができるクルマは、販売店が地域の中で売りたいクルマに限られてくる。
しかし、地域内限定で販売するクルマは、何らかの理由(販売基準に満たない、認定基準に満たないなど)でWEB掲載を見送っていることもあるため、クルマ選びは慎重に行うべきだ。
中古車取引は支払総額表示に変わったことで、かなりクリーンになった。
これまでの様に、あとから諸費用で儲けを作るというユーザーを騙すようなカラクリが使えなくなり、適切な価格で支払総額を表示しないと、クルマが売れないのだ。
これまでの値引き交渉は、業者側の過剰な儲けを削り取るためにあった作業とも言える。その必要性が、法改正により無くなったことで、値引き交渉も必要なくなったというのが、最先端の中古車販売現場だ。
値引きにこだわることなく、クリーンな販売店からクリーンに購入するのが今の買い方。ユーザーが値引きにこだわり続けると、またダークな取引の増える中古車販売に戻ってしまうかもしれない。
浄化された市場を守るためには、買い方も気持ちの良いものに変えていく必要がある。
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