新車を買いに行く前にどんなクルマかちょっと調べたい、と思う人は多いはず。本稿では現行国産人気車について、基本的な情報と画像をお知らせします。関連記事のリンクも付けておきますので、「これ欲しい!」と思った皆さま、ぜひともご購入の参考にしてください。今回は5ナンバーSUVの雄「トヨタ ライズ」!
※データ等は2024年2月28日現在のものです。生産を担当するダイハツ工業の認証不正問題発覚により、2024年2月末時点で新規受注を停止しております
画像/トヨタ
■概要・モデル追加・マイナーチェンジなどの履歴
2019年11月5日、発売開始。
2021年11月1日、一部改良。同時にハイブリッド車を新設定。
2024年3月18日、ダイハツ工業の認証不正問題発覚により停止していたガソリン車の生産を再開。
■主な特長(2019年11月発売時リリースより)
新型車ライズは、「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」といったお客様のご要望にお応えする、全長4m以下の5ナンバーサイズコンパクトSUVです。開発コンセプトは『アクティブ・ユースフル・コンパクト』。週末のレジャーでも普段使いでも扱いやすく、様々なシーンでお客様のアクティブな毎日をサポートします。
新型車ライズは、ダイハツ工業株式会社がTOYOTA、ダイハツ両ブランドの商品展開を見据え、新世代に向けたクルマづくり『DNGA』をコンパクトカーに取り入れた初の商品となります。プラットフォームやパワートレーンユニットなど全てにおいて新たに開発し、走りや上質感、安全・安心など、あらゆる面で高いレベルを目指しました。
具体的には、全長3,995mm、全幅1,695mmのコンパクトなボディサイズに、迫力ある大径17インチタイヤと張り出したフェンダーが、SUVらしい力強さと踏ん張り感を表現しました。
コンパクトSUVクラストップレベルの大容量ラゲージ(369L)に加え、リヤシートを倒せばさらに広がる荷室スペースにより、大きな荷物や長尺物にも対応可能な大空間を確保。また、室内のいたるところに収納スペースを配置し、利便性の高い室内空間を実現しました。
走りについては、新開発の軽量高剛性ボディ、サスペンションにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現。1.0Lターボエンジンと、トヨタ初採用となるD-CVTを組み合わせることで、1.5Lクラス相当のトルクならではの走る楽しさと低燃費を両立しました。D-CVTは、従来のベルト駆動CVTにスプリットギアを組み込み、高速域では「ベルト+ギヤ」駆動とすることで、伝達効率が向上。変速比幅を広げることで低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費で静かな走りを実現しました。
さらに、安全・安心装備についても、車両と歩行者を検知する衝突回避支援ブレーキ機能やブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)などを採用した最新の「スマートアシスト」を設定しました。
■一部改良、ハイブリッド車設定の主な変更内容(2021年7月発売時リリースより)
1.ハイブリッド車の特長
●新開発の1.2Lハイブリッドシステム「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」搭載
●レスポンスの良い加速性能
●「スマートペダル(S-PDL)」採用
●コンパクトSUVクラストップレベルの低燃費(WLTCモード 28.0km/L)を実現
2.主な改良内容
●ガソリン(2WD)車のエンジン変更
●予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備化
●その他快適装備も充実
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