大賞はボルボEX30と予想!!
WCOTYの大賞を獲得するには、クルマの走り、動力、静粛性、燃費(電費)といった性能の他にも、内外装デザインや先進支援技術、CASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)、コストパフォーマンスなど、様々な観点から評価者に認めてもらう必要がある。
ここ数年ヒョンデが獲得してきたのは、BEVとしての基本性能の高さやデザイン技術の高さに加えて、グローバルで手に入れやすい価格でユーザーに提供した、ということもあるだろう。デザインがカッコよい、クルマの性能が高いといった理由だけで獲得できる賞ではないのだ。
そんなWCOTYだが、個人的に10ベストカー選出の時点で「2024年はプリウスだな」と思っていたのだが、残念ながらその予想は外れてしまった。このトップ3のなかで大賞を選ぶのなら、ボルボEX30を選ぶ。使い勝手の良いコンパクトなボディかつ、一充電で560kmの航続距離(バッテリーは69kWh)、車両価格は税込559万円とコスパも優れる。SEALの高級感と先進性は見事だし、EV9の新鮮かつ巨体ならではの威圧感あるデザインも捨てがたいが、EX30がやはり総合力で頭一つ抜けていると思う。
はたして、大賞はどのクルマが獲得するのか、4月のWCOTYの発表が楽しみだ。
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