アルファード、ジムニー、リーフ… ゆっくり走って楽しいクルマたち

【番外コラム】 ハイパワー車はゆっくり走るとつまらないのか?

(TEXT:飯田裕子)

 私の愛車であるボクスターってハンドルは重いし、エンジンも高回転まで回せばもちろん速いんですけど、そこまでの速度域までいかなくてもボクスターならではの味わい、満足感は得られます。

 高回転領域での味わいも高速の合流など一部で感じることができると言ったらいいでしょうか。

飯田氏の愛車は先代型981ポルシェボクスター。最後のNA型だが回せば速いクルマ! 

 実際に購入後、私自身もサーキット走行したことはありませんし、ボクスターの持つ潜在性能をすべて引き出せたワケではありませんが、「走る」「曲がる」「止まる」という3つの基本性能がしっかりとできていれば、高速領域でなくてもスポーツカーならではのスポーツ性を味わうことができると思っています。

 まあ、スポーツということをどの程度まで考えるかにもよりますが、エキゾースト音や少々重いステアリングを操作した時のフィーリングやクルマの挙動を味わいながら、またギアシフトを丁寧に操作する楽しみは速度の高低にかかわらず得られるものだと思います。

 最後に街中での走行でもゆるゆると楽しめる要素としてはクルマのデザイン自体も大きく、気合いを入れて走らなくてもぜんぜんOKだと思いますよ。

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