2019年12月に生産終了となり、2020年1月に販売終了となったトヨタのミドルクラスセダン「マークX」。マークIIの時代から通算すれば、その歴史は51年にも及び、クラウンとともにトヨタを代表するモデルであったが、惜しまれつつモデル廃止となって4年が経過した。
クラウンと同じ上級クラスの後輪駆動用プラットフォームを採用し、また2種類のV6エンジンを採用するなどパフォーマンスも高かかったマークX。晩年は販売台数も減っていたが、クラウンのように時代に合わせて変えていく道もあったのではないか、と思う。マークXの名車ぶりを振り返りながら、モデル消滅に至った理由について、考察しよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:TOYOTA、ベストカー編集部
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