■祝・700回&31年目に突入! テリーさん、当連載をここで振り返る
1994年末から始まったこの連載が、今回700回目を迎えました。ベストカーは昔から愛読していた雑誌だったから、連載の声がかかってとても嬉しかったことを覚えています。
この連載で試乗して気に入り、買ったクルマもたくさんあります。ジープラングラー、ランエボワゴン、そのほかにもたくさん。最近ではアウトランダーPHEVもそのひとつです。
この連載を続けながら、ずっと考えていたことがあります。それは「太っちゃダメ」ということで、もちろん自分自身のことです。
例えば室内がタイトなクルマに乗った時、「室内が狭い」と評価しても「おまえが太ってるからだ」と言われたらおしまいです。自分の体が健全でなければ、クルマの正しい評価はできないという思いがずっとあるのです。
30年以上も続けていると、クルマの変化も感じます。最近は日産のパイクカーやトヨタのWiLLシリーズのような、デザインでチャレンジするクルマが少なくなったし、そもそも日本人のための日本車自体が減りました。ビジネスなのでしかたないですが、そこは寂しい気がします。
ベストカーは庶民的なスタンスを変えずに、いつまでもコンビニで気軽に買える雑誌でいてほしいし、私も庶民的な視点を忘れないようにしていきたい。それはとても大事なことだと思っています。
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