■高速道路でチケット紛失!
ETCの利用がほとんどとなっている昨今ではあまりないかもしれないが、経費の精算の都合があり、料金所で渡される領収書が必要なので乗り口のICでチケットを取って高速道路に流入。しかし、窓を閉めるのが遅れ、ダッシュボードに置いておいたチケットが風に飛ばされてしまった! 漫画のような話だが(担当にはハイウェイカードがふっ飛ばされたという友人もいた)、こんな場合どうしよう?
高速道路、有料道路のチケットを紛失した場合はまず出口となるICの料金所で事情を申し出よう。今となっては懐かしいが、チケットにはクルマのナンバー数字の部分が記載されていることからもわかるように、高速道路に入ったクルマはチェックされており、おおよその入った時間を言えばクルマも特定でき、通常料金で通行できる。
それがダメでも入ったIC近くにいたことと、いた時間を証明できるもの(コンビニや食事、ガソリンスタンドの領収書など)があれば証拠として通常料金で通行できる場合がほとんどだ。それでも証明ができなかった場合は、最悪その高速道路の始点から料金の支払いが必要となることもあるのでチケット紛失にはくれぐれも気をつけたい。
■車検証の住所変更をし忘れた!
春は新生活に向けた引っ越しシーズンでもある。で、引っ越しのドタバタが一段落し、両隣の家や周りのクルマのナンバーを見ると地元の「○○ナンバー」ばかり。引っ越しをすると、やっぱり住所も転居前のものから転居後のものに変えないといけないの?
もちろん、原則としては引っ越しをしたら住民票を移動しなければならないのと同じように、クルマの登録住所も変更しなければならない(原則として転居から15日以内)。
車庫飛ばしのような理由で罪に問われる可能性もゼロではない。とはいえ自動車税は逃げようとしても住民票の住所にしつこく追いかけてくるし、仮に「変更しなかったところでそれほど大きな影響はない」というのが実情。でも、そうは言ってもなるべく早くクルマの住所変更もすませたほうが精神的にも安心だろう。
クルマの住所変更に必要な書類は陸運局で購入するもの以外では、発行から1カ月以内の車庫証明書、住民票に代表される新しい住所を証明するもの(発行から3カ月以内)で、費用は用紙代数百円、警察に支払う車庫証明書が2600円(地域によって異なる場合も)、ナンバー変更になる場合はナンバープレート代1500円、業者に頼む場合は別途手数料が必要になる。
もちろん時間の取れる人なら自分でやるのもいいだろう。
■EVオーナーなのに充電時にチャデモカードを忘れた!
カードを持っていない人と同じ扱いとなるが、急速充電器の利用は可能(1回30分525~1000円)。また、紛失時には使用停止手続きをとったうえで再発行となる(1575円の再発行費用がかかる)。
チャデモ(CHAdeMO)は急速充電方法の商標名で、チャデモチャージカードがあれば全国のEV急速充電器ネットワークを利用することができる。
このカードがあれば昨年10月までは無料で利用できたが、昨年11月より登録手数料1575円、月額基本料金1050円(申し込んだ月は無料)、充電1回あたりの従量料金は無料という料金体系に改められている。
【画像ギャラリー】まず君が落ち着け!!!! 財布 ガス欠…… カーライフの心配事「こんな時どうする?」9選(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方