高級車というと、輸入車をイメージしがちですが、昨今は国産車においても、2000万円を超えるクルマがいくつかあります。国産メーカー車のうち、カタログに掲載されている車両本体価格が高い7車種をピックアップしてみました。
文:吉川賢一/写真:LEXUS、TOYOTA、NISSAN
7位 レクサス RC Fパフォーマンスパッケージ (税込1455万円)
国産ラグジュアリーメーカーであるレクサスの中でも、レーシングスピリットに溢れる「F」の名がつけられている「RC F」。5.0L V8自然吸気エンジンに8速SPDSを組み合わせた後輪駆動車というスパルタンなスペックのRC Fの価格帯は、税込1058~1455万円。なかでも、「パフォーマンスパッケージ」グレードがもっとも高額となります。
SUPER GTやデイトナなどのモータースポーツ技術からフィードバックした、CFRPパーツやカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーといった軽量アイテムを投入し、従来型比で約70kgも軽量化されているそう。専用カーボンリヤウィング(固定式)は、標準車用のアクティブリヤウィング以上のハイダウンフォースとロードラッグを実現しているとのことで、高速走行での安定感と高速域の伸びが感じられる、まさに究極のパッケージとなっています。
6位 レクサス LC500コンバーチブル(税込1533万円)
おおらかなボディサイズにハイパワーユニットを組み合わせたフラグシップクーペである「LC」。3.5L V6エンジン+ハイブリッドのLC500hと、5リッターV8自然吸気エンジンを積んだLC500の2種類が用意されており、価格帯は、税込1400~1550万円。なかでも、「LC500コンバーチブル」がもっとも高額なグレードです。
吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブをクーペと同様に採用しており、V8エンジンの官能サウンドをオープンエアで存分に楽しめるのが、LC500コンバーチブルの魅力です。
5位 レクサス LS500h エグゼクティブアドバンスドドライブ (税込1799万円)
レクサスのフラグシップセダンである「LS」。1989年に初代モデルが登場して以降、約90万台を販売してきたLSは、現行モデルが5代目です。優れた静粛性と乗り心地、精密なつくり込みに加え、トヨタの先進運転支援技術の粋が集められており、価格帯は、税込1094~1799万円。「LS500hエグゼクティブアドバンスドドライブ(AWD)」がもっとも高額となります。
搭載されているアドバンスドドライブは、自動車専用道路での渋滞時のハンズオフに加えて、搭載されているセンサーが車線や車間を認知し、車線変更から分岐、追い越しまでマネージメント。目的地そばのインターチェンジの分岐まで運転支援がなされるという、最先端のテクノロジーとなっています。
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