いま日本で一番高いクルマって…どれ?? 2000万円超は当たり前! 国産高額車トップ7

いま日本で一番高いクルマって…どれ?? 2000万円超は当たり前! 国産高額車トップ7

 高級車というと、輸入車をイメージしがちですが、昨今は国産車においても、2000万円を超えるクルマがいくつかあります。国産メーカー車のうち、カタログに掲載されている車両本体価格が高い7車種をピックアップしてみました。

文:吉川賢一/写真:LEXUS、TOYOTA、NISSAN

7位 レクサス RC Fパフォーマンスパッケージ (税込1455万円)

 国産ラグジュアリーメーカーであるレクサスの中でも、レーシングスピリットに溢れる「F」の名がつけられている「RC F」。5.0L V8自然吸気エンジンに8速SPDSを組み合わせた後輪駆動車というスパルタンなスペックのRC Fの価格帯は、税込1058~1455万円。なかでも、「パフォーマンスパッケージ」グレードがもっとも高額となります。

 SUPER GTやデイトナなどのモータースポーツ技術からフィードバックした、CFRPパーツやカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーといった軽量アイテムを投入し、従来型比で約70kgも軽量化されているそう。専用カーボンリヤウィング(固定式)は、標準車用のアクティブリヤウィング以上のハイダウンフォースとロードラッグを実現しているとのことで、高速走行での安定感と高速域の伸びが感じられる、まさに究極のパッケージとなっています。

限界域での走りを極めた高性能バージョンとして、2019年にデビューしたRC F パフォーマンスパッケージ
限界域での走りを極めた高性能バージョンとして、2019年にデビューしたRC F パフォーマンスパッケージ

6位 レクサス LC500コンバーチブル(税込1533万円)

 おおらかなボディサイズにハイパワーユニットを組み合わせたフラグシップクーペである「LC」。3.5L V6エンジン+ハイブリッドのLC500hと、5リッターV8自然吸気エンジンを積んだLC500の2種類が用意されており、価格帯は、税込1400~1550万円。なかでも、「LC500コンバーチブル」がもっとも高額なグレードです。

 吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブをクーペと同様に採用しており、V8エンジンの官能サウンドをオープンエアで存分に楽しめるのが、LC500コンバーチブルの魅力です。

2020年7月に追加となったLC500コンバーチブル。ソフトトップを採用したエクステリアは、オープン時にもエレガントに見えるよう、デザインされているそうだ
2020年7月に追加となったLC500コンバーチブル。ソフトトップを採用したエクステリアは、オープン時にもエレガントに見えるよう、デザインされているそうだ

5位 レクサス LS500h エグゼクティブアドバンスドドライブ (税込1799万円)

 レクサスのフラグシップセダンである「LS」。1989年に初代モデルが登場して以降、約90万台を販売してきたLSは、現行モデルが5代目です。優れた静粛性と乗り心地、精密なつくり込みに加え、トヨタの先進運転支援技術の粋が集められており、価格帯は、税込1094~1799万円。「LS500hエグゼクティブアドバンスドドライブ(AWD)」がもっとも高額となります。

 搭載されているアドバンスドドライブは、自動車専用道路での渋滞時のハンズオフに加えて、搭載されているセンサーが車線や車間を認知し、車線変更から分岐、追い越しまでマネージメント。目的地そばのインターチェンジの分岐まで運転支援がなされるという、最先端のテクノロジーとなっています。

アドバンスドドライブは、カーブや渋滞、追い越しなど走行中のさまざまなシーンで、あたかも人が運転しているかのような滑らかな走りを実現しているという
アドバンスドドライブは、カーブや渋滞、追い越しなど走行中のさまざまなシーンで、あたかも人が運転しているかのような滑らかな走りを実現しているという

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