ついに25年目の車検がやってきた! 晴れて25年ルールの解禁を迎え、我が愛車もJDMの仲間入りを果たす!! これで中古価格も爆上がりでニヤニヤできると思いきや、またまたトラブル発生!? 実は5~6年前からトラブルが定期的に発生していたのだ。そこで、25年目の車検の真実についてインプレッサWRXを30年所有する、もの好きオーナーが赤裸々に語る。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】25年目の車検はトラブルの連続!? 初代インプレッサWRXを30年所有するオーナーの本音!(12枚)画像ギャラリーエンジンが……かからない!!
車検の1ヵ月前、少し遠方に出かける用事ができたので久しぶりに高速道路を走ることになった。関越高速を使って旧軽井沢までのドライブになる。平日の昼過ぎに自宅を出発し、渋滞もなく14時前に上里SAに到着して休憩する。この日は今年一番の暑い日となっていた。
カフェで軽い昼食を取り、30分ほどでクルマに戻ると炎天下にさらされて「熱っちち!」になっていて、そんななかサンシェードを取り払ってハンドルを取り付けてキーを回す……!
セルモーターがまったく反応しないじゃないか(カチカチとリレーの音もしない)。インパネを見るとワーニング灯は点灯しているし、電圧計は12Vあるし、キーをひねっても電圧降下はなし。いったい何だこれは?? 初めての経験である。
何度もキーをひねることでバッテリーがなくなってしまっては大変なので、藁にもすがる思いでスバルディーラーに電話してみた。ひと通りの経過を伝えていくつか問答したあと、バッテリーでなければセルモーターか、配線かスイッチ不良ということなのでJAFを呼ぶのが得策となった。
JAFは30分程度で到着するということなので、ひとまず涼しいところに避難して待つことに。ネット情報では「セルモーターが回らない」をキーワードに検索していた妻がボソッと「セルモーターを棒でつつくと動くみたいよ」とつぶやいた。そうなのか、と思いつつも肝心のセルモーターがどこにあるかもわからず途方にくれる。
【画像ギャラリー】25年目の車検はトラブルの連続!? 初代インプレッサWRXを30年所有するオーナーの本音!(12枚)画像ギャラリーJAF到着! 果たして僕らの運命は
JAFが予想より若干早く到着。作業員は見たところ30歳前の好青年だ。まずはバッテリーで電圧のチェック、12V弱なので少し低い。そのあとキーを回すことになり、固唾を飲んでセルを回すと……「キュルキュルキュル」と何事もなく回るではないか!!
安心と肩透かしであっけにとられながらも、JAFの方はすばやくバッテリー電圧を計り始めた。13Vと少しの電圧で若干低いと指摘されながらも走行には問題ないとのことだった。その後、作業内容の確認とサインで終了となった。JAFさんありがとうございました。初めてお世話になったが、こんな時は頼りになります!!
この日は宿に一泊するのでとりあえず宿の駐車場まではエンジンを切らずに到着。ひと安心して明日エンジンがかかることを祈りつつクルマを離れた。
次の日、現地で昼食を済ませて昼過ぎにクルマに戻って緊張の再始動。今回もあっさりとエンジンは始動したが、再度同じ現象が起きないか不安は付きまとう。この日もエンジンを切らずに自宅まで無事に到着した。
恐る恐る駐車場で再始動してみたが問題はなかった。こんな不安な状態では遠出することはできないのでセルモーターの交換も頼むことにしよう。また修理箇所が増えてしまった、見積もりを見るのが怖い……。
次回は「修理見積に戦々恐々」……君は生き延びることができるか?
コメント
コメントの使い方私も経験ある事案。実はバッテリ上がりではなく、バッテリを接続するターミナルに問題がある故障の様だ。ライト点灯しますか?ホーン鳴りますか?でもスタ-タ回らないときは、ターミナルをくるくると2~3回回して、ターミナルと取り付け部の腐食を取り除き、緩みをなくせば、直ります。