■ズバリ知りたい! ハイブリッドは追加されるのか!?
とりあえず今日現在、新型ティアナのパワーユニットは173ps/23.9kgmを発揮する直列4気筒2.5LのQR25DE型のみ。北米向けアルティマに搭載されるハイブリッドの計画があると思うのだが……!?
「個人的にはハイブリッドが必要だと感じてはいます」と寺田RPMは言う。「アルティマに搭載しているのでメカ的にはなんの問題もありません。あとはお客様が望むかの判断です」と寺田RPM。
■そこが知りたい! 日産デザインは「どこ」を目指す!? 中村史郎常務執行役員に聞く!
新型ティアナとデトロイトショーで発表された「スポーツセダンコンセプト」の関連性を日産のデザインを統括する中村史郎常務執行役員チーフクリエイティブオフィサーに聞いた。
「スポーツセダンコンセプトは、今後の日産ブランド牽引車としてのデザインの提案。次期マキシマのデザインコンセプトとご理解ください。ティアナよりも1クラス上級のサイズで日本にはスカイラインがあるので導入計画はありませんが、アメリカはそのゾーンをインフィニティが担っているので、『日産ブランド』の上級サルーンとなります。日本向けセダンのデザインに活かされるかは……」と。
■まとめ:新型ティアナのここがポイント
・全長4880mm(プラス30mm)、全幅1830mm(プラス35mm)、全高1470mm(マイナス5mm)。ひと回り大きくなったボディ
・エンジンはV6を廃止して、2.5L直列4気筒「QR25DE」のみの設定。トランスミッションはCVTでFFのみの設定
・JC08モード燃費=14.4km/L
・改良型QR25DE+新開発エクストロニックCVT、40kgの軽量化、空力の改善等により、燃費は26%改善
・広い室内が自慢。後席ニールームは9mm拡大
・乗り心地、ハンドリングの改善←リアサスはコネクトブッシュ付きマルチリンクサスを採用。応答性の改善と、突起乗り越し性能が 格段に改善されているとのこと
・スパイナルサポート機能付きシート採用。←上体をより幅広い範囲で支持することで、疲労軽減、快適な座り心地の提供を実現
■日産 新型ティアナ 主要諸元
・全長:4880mm
・全幅:1830mm
・全高:1470mm
・ホイールベース:2775mm
・エンジン:直列4気筒DOHC、2488cc
・最高出力:173ps/6000rpm
・最大トルク:23.9kgm/4000rpm
・ラインアップと価格:XE…242万9700円、XL…275万3100円、XV…304万5000円
※新型ティアナのグレードは上記の3タイプのみ。エンジンは2.5L、直4のみで駆動方式はFFだけで4WDはなし。2月17日現在の受注台数は2064台となる
(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)



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