新型タフトはシンプルさが真骨頂!? 格安135万円でも“遊べる実力派SUV”なのか

わかりやすい新型タフトの長短

角ばったデザインの印象と同じく機敏な走りを見せる新型タフト。ストロングポイントのわかりやすさで、ハスラーとの差別化も明確だ

 以上のようにタフトは、長所と短所が分かりやすい。

 長所はスカイフィールトップなどの装備を充実させながら、価格を割安に抑えたことだ。衝突被害軽減ブレーキは、カメラセンサーを刷新して、夜間の歩行者検知機能も高めた。

 電動パーキングブレーキも採用され、全車速追従型クルーズコントロールが追従停車した後、止まっている時間が長引いた時にはパーキングブレーキを自動作動させる。最低地上高は190mmだから、少々深い雪道も走りやすい。

 その半面、後席の座り心地に不満があり、荷室のアレンジは簡素だ。スライド機能も付かず、子育て世代向けではない。これらの特徴を考慮した上で選びたい。

 なお、納期は約2か月だ。外観デザインが人気を高めたこともあり、軽自動車では少し長い。またGターボ、サンドベージュとフォレストカーキの外装色は、受注が予想以上に多く約3か月を要する。購入するなら早めに商談を開始した方が良いだろう。

【画像ギャラリー】都会にも似合う!? 公道で見る新型タフトのスタイルと走り

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