【まさかの全勝!?】 新型スイフトスポーツと国産ホットハッチライバル徹底比較

■とにかく安いスイスポは嬉しい!! 競技で使うならターボがデメリット!?

 商品力はいかがか? 圧倒的なのがスイフトスポーツである。なんたって安い! 標準車の183万6000円に、自動ブレーキやサイド&カーテンエアバッグなどがセットになった『セーフティパッケージ』を付けて192万2400円。

 これといった特別なスペックを持っていない、ターボなしエンジン搭載のフィットRSが205万920円。こらもう、まったく勝負にならんでしょう。フィットRS選ぶ理由が見つからないほど。

 エアロキットやボディ補強パーツ、専用エンジン+5速MTなど加えたノートニスモSは、232万8480円もする。それでもエンジン、ボディ剛性やサスペンションなどスイフトスポーツ優勢。日産ファン以外、勝負にならん。

 新鋭ヴィッツGRも、スイフトスポーツがなければ230万3640円で極めて強い競争力を持っていたが、絶対的な動力性能も届かず、けっこう厳しい。せっかく誕生したGRながら、性能でも価格でも負け。

 クルマ通に唯一存在感を示しているのが153万3600円のデミオ15MBである。そもそもラリーやダートラなどの1.5Lクラスで戦うためのベース車両である。

 新型スイフトスポーツは、1.4Lターボで競技に使おうとしたら2.5L車のクラスに入ってしまい、たった140psエンジンじゃ勝負にならない。という意味からすれば、私などまったく評価してません。

 デミオ15MBは本物のスポーツモデルといってよかろう。「いいね!」としておく。

デミオ15MBはモータースポーツベース車両だ。割り切った装備だが性能の高いアフターパーツの装着が可能
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