「栄枯盛衰」隆盛と衰退が交互にめまぐるしく訪れるさまを表す言葉だが、クルマでも人気隆盛となるボディタイプがあれば、人気が下降するボディタイプもある。
現在、国産問わず輸入車でもSUVが人気である一方で、国産車ではステーションワゴンが人気薄となっている。現在、国産車ではコンパクトサイズではホンダシャトル。ミドルサイズではトヨタカローラツーリング、スバルレヴォーグ。ラージサイズではマツダ6ワゴンのわずか4車種に留まっている。
その一方で、輸入車では様々なブランドからステーションワゴンが販売され、一向に人気は衰えてはいない。そうつまり、国産ステーションワゴンだけがひとり負け状態となっているのだ。
そこで今回は輸入車のステーションワゴンの中から、2021年に登場した注目度の高いVWゴルフヴァリアントとルノーメガーヌスポーツツアラーに試乗できたので、ステーションワゴンの魅力の再確認しつつ、徹底比較してみたい。
文、写真/萩原文博
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