ホンダ新型CR-Vには北海道の大地とカーフェリーとグルメがよく似合う!

■計画台数の4倍と販売好調!

 今回試乗した新型CR-Vのグレード(1.5Lターボ、EX・Masterpiece)は381万7800円。同クラスのハリアーやエクストレイル、フォレスター、CX-5と比べると、やや割高感は否めない。

 しかし今回実感した室内快適性、ハンドリングと高速巡航での静粛性や安定感、それに先進安全装備が標準で装着されることを考えると、買い得感はかなり高いと実感した。特に(今回の試乗コースのような)街中だけでなくワインディングや高速巡航も併用するような人にはぴったりだろう。

 ちなみに新型CR-Vの月販計画台数は1200台で(往年の大ヒットを考えると)やや弱気な設定であったが、発売後1カ月での累計受注台数は5000台を突破。計画の4倍となった。

 販売比率はハイブリッドが43%、1.5Lターボが57%。ガソリン仕様は5人乗りが68%で7人乗りは32%だとのこと。

 今の時点では「待っていたファン」が殺到しているだろうから、売れ行きが好調なのは当然だろう。真価が試されるのはこの年末商戦から。やや強気といえる価格設定は、しっかり中身を伝えられればそれほど高いとはいえないとわかる。

上質な室内空間、使い勝手のいいスイッチ類もCR-Vの強み

 上述のように、ハリアーやエクストレイルといったSUV界の両エースに加え、フォレスターやCX-5といった第二勢力も強いこのカテゴリー、新型CR-Vが存在感を発揮できるかどうかは、販売戦略にかかっている。「乗ればいい」というのはわかった。ではどうやって乗ってもらえるか。そうした戦略に注目したい。

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