先日、新型クラウンクロスオーバーの2.5Lハイブリッドに試乗した際、思いのほかマイルドな乗り味に、懐かしさを感じつつも、ややがっかりもした。これはこれでクラウンらしいといえばそうなのだが、あまりに普通の出来で、クラウンがこれでいいのか!?? と感じたのだ。
しかし、最上級グレードである、2.4Lターボハイブリッドの「RS」の試乗を終え、新型クラウンクロスオーバーに対する印象はがらりと変わった。この「RS」こそが新型クラウンの真骨頂、筆者ごときでは想像すらできなかった、新生クラウンとしての新たな走りをみせてくれたのだ。筆者が試乗で感じた、新型クラウンクロスオーバー「RS」の実力をご紹介しよう。
文:吉川賢一
写真:ベストカーWEB編集部/撮影:奥隅圭之
コメント
コメントの使い方経済性の2.5HVと、活発に走る2.4HV(デュアルブート)で全く性格が違うのは面白いと思いました。
今までどのメーカーも最大排気量のみスポーティみたいな設定が多かったですからね。これは並列で全く違う。
値段も大きく違うので、僅かですが小さい排気量なのもあって、2.4HVのRSを選ぶのは限られた一部になりそう。