最新キャデラック6台を一気試乗! ロングドライブでわかったキャデラックらしさとは?

最新キャデラック6台を一気試乗! ロングドライブでわかったキャデラックらしさとは?

■ハンドリングのよさが光るスポーティセダンのCT5

日本に導入されているキャデラックのセダンはCT5(プラチナム、スポーツ)のみ。写真はCT5スポーツ。ボディサイズは全長4925×全幅1895×全高1445mm。搭載されるエンジンは240ps/350Nmを発生する2L、直4ターボで10速ATを組み合わせている
日本に導入されているキャデラックのセダンはCT5(プラチナム、スポーツ)のみ。写真はCT5スポーツ。ボディサイズは全長4925×全幅1895×全高1445mm。搭載されるエンジンは240ps/350Nmを発生する2L、直4ターボで10速ATを組み合わせている

 昼食会場は、群馬県の川原湯温泉にある宿「やまきぼし」。吾妻川やその周囲の景色を眺めながら頂くご飯は格別!

 ここからは、キャデラック唯一のセダン、CT5をドライブしていきます。やはりキャデラックは、これまでのイメージからも、セダンの性能も気になるところ。

 エンジンはXT4と共通の2L、直4ターボエンジンを搭載し、最高出力と最大トルクも同様です。ただ、その乗り味の印象は異なっていて、やはりCT5の方がよりスポーティでコントローラブルなモデルだと感じました。

 次の目的地までは、細い道も多かったのですが、ハンドリングがとても正確で機敏なので、スイスイと進んでいくことができます。

精悍な顔がカッコいい。ショーファードリブンカー時代のキャデラックとは違い、現在はスポーツセダンに生まれ変わっている
精悍な顔がカッコいい。ショーファードリブンカー時代のキャデラックとは違い、現在はスポーツセダンに生まれ変わっている

 ただ、乗り心地は、やや硬め。スポーティなモデルに乗り慣れている人であればちょうどいい塩梅かなと思いました。

 途中で嬬恋村の三原の並木道へと寄り道すると、まだ散り切っていない桜がきれいに咲いています。CT5をはじめとするキャデラックのラインナップを並べてパチリ。アメリカ車でも日本の風景にきれいに映えるのだなぁとしみじみしました。

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