ざっくりいえばWR-Vは必要最低限の装備を備えたお買い得な一台というイメージの人も多いハズ。とはいえ、実際に乗ってみれば「いいじゃんコレ!!」なデキなのだ。しかもFFのみではあるものの、見た目通りちょっとした悪路だってこなせるのだ。そう、進んで選びたい1台だった!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫
【画像ギャラリー】え、こんな足伸びるの!? しかも似合いすぎよオフロード!! WR-V衝撃の姿を一挙に(17枚)画像ギャラリーカクカクボディがまさかの効果!? 専用装備満載の特別仕様車がイイぞ
多くの人がWR-Vに抱くイメージはヴェゼルの弟分的存在で、機能も割切ったお手頃モデルという感じのハズ。正直にいえば筆者も同じような印象であったが、今回約300kmほど乗って印象がかなり変わった。そう、冒頭の通り積極的に選びたい&勧めたい一台であった。
カクカクしているため見切りがよく運転しやすいうえ、アダプティブクルーズコントロール(以下ACC)だって完備!! しかも手が届きそうな現実的な価格ってのもお見事!!!
今回テストしたのは、デビューほやほやのZ+ブラックスタイル。これ素直にカッコイイのだ。サイドミラーやシャークフィン、それにドアハンドル&ホイールもブラック化。実際のサイズ以上に立派に見える仕上がりなのだ。
ご覧の通りカクカクボディのため運転席からボンネットの両端がキチンと確認できるうえ、リアだって大きなサイドウィンドウで視界がバツグンにイイ!! ライバル車と比べても個人的には随一。
【画像ギャラリー】え、こんな足伸びるの!? しかも似合いすぎよオフロード!! WR-V衝撃の姿を一挙に(17枚)画像ギャラリー先進安全装備も必要十分!! ほしい機能で車種選ぶのもアリ
そしてお手頃価格とはいえ、キチンとACCが装備されているのはデカい!! 今回約300kmほど走行し、高速道路ではほとんど使用したが、車線認識機能だってステアリングアシストだってごくごく自然に介入してくれたのは好印象。
ただ、30km/h以下は作動不可なのはライバルと比べると……ではあるが、あまり長距離移動をしないユーザーならまったく問題なし。まさに必要な機能は揃えつつ、抑えるところはしっかり吟味しており、まさにバリューフォーマネーな一台なのだ。
たとえばもし高速やバイパスを使っての長距離移動が多い場合は、少し値段は上がってしまうものの全車速対応ACCのヴェゼルを選べばいいわけで、そういう意味ではWR-Vという選択肢があるホンダってステキです。
【画像ギャラリー】え、こんな足伸びるの!? しかも似合いすぎよオフロード!! WR-V衝撃の姿を一挙に(17枚)画像ギャラリーFFだけなのがもったいないポテンシャル!! やっぱりオフロードぴったりじゃん!!
ここまでは知っている方もいるかもしれないが、今回どうしても試してみたいことをテストしたのだ。それがオフロード走行!! というのもWR-Vはご存じの通りFFモデルしかないものの、最低地上高は1950mmもある!! しかも見るからにオフロードが似合いそうなデザインのため、かねてより実力が気になっていたのだ。
これが「おおおお!!!」という結果であった。最低地上高がこれだけあれば、ひどい凹凸がない限り、というか現実的な路面であればお腹をする心配がないのだ。ちょっとした段差であっても前後左右共に擦るなんてことは心配ご無用!!
そしてFFのSUVからすればかなり厳しいオフロード風路面であってもラクラクすり抜けられるほど。実際4WDモデルであってもここまでの急な路面をクリアできるモデルは少なく、しかも足がここまで伸びるとは!!! これは素直に素晴らしいです。
これはかなり極端な例であるが、例えば都内の狭い道での急な坂道、あるいはアウトドアシーンでよく見るちょっとした段差などもWR-Vはキズを付けるコトなくクリアできるのだ。
加えて急な大雨なんて時にもこの最低地上高はかなり重宝するのだ。そういう意味ではこのサイズで、この価格というのはかなり稀有な存在というワケ。
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