都市部など、めったに雪が降らない地域の人からすれば、スタッドレスタイヤの購入は正直なところ躊躇してしまうモノ。筆者もそのひとりなのだが、そうは言っても「もしも」の時に困りたくない!! そこで浮上してくるのが“スノーソックス”という選択肢。価格も装着もお手頃で、マンション住まいでも嬉しい超絶コンパクト収納なのも大きな魅力だ!!
文：ベストカーWeb編集部／写真：オートソック
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都市部住まいなら大いにアリ!! お手軽さがイイ
冒頭の通り、都市部住まいだとスタッドレスタイヤの購入は非常に悩ましい。スノーボードなどのウィンタースポーツが趣味なら選択肢に入るが、年に1回走るかどうか…となると、なおさらだ。
そこで激推ししたいのが雪国“ノルウェー”で鍛えられたオートソック社製のスノーソックスだ。「スノーソックスって何？ 」という人は、布製タイヤチェーンをイメージしてもらえればOK。
布製タイヤチェーンは、金属チェーンより軽く、タイヤに布をかぶせるだけなので取り付けも簡単。3ステップで、所要時間は5分未満で取り付け可能。特に雪が降っていて外に出たくないときには、その便利さを実感できる。それでいて、スタッドレスタイヤや金属チェーンと比べると、収納スペースを圧倒的に取らないのが大きなポイントだ。
都市部ではマンション住まいの人も多く、使わない時期に嵩張らず保管できるのはかなり魅力的。ガソリンスタンドやカー用品店に預ける方法もあるが、保管費用を考えると「自宅でコンパクトに保管できる」という価値は見逃せない。
さらに、軽自動車やコンパクトカーはもちろん、SUV、ランドクルーザーといった本格クロカンまで対応する豊富なサイズラインアップも心強いポイントだ。
毛羽立ちが肝!! 使えば使うほど“なじむ”ってどういうこと!?!?
「布製チェーンで本当に大丈夫？」と思う人もいるだろう。しかしオートソックは、厳しい冬環境を持つノルウェーで開発され、国内外の多くの自動車メーカーで純正オプションとして採用実績がある点からも、その信頼性はうかがえる。
加えて圧雪路などの雪道、そして凍結路面も走行可能となるのも大きい。布は乾いた雪や氷を吸着する特徴があるため、タイヤ本来のグリップ性能を引き出す特性があるのだ。
オートソックのトレッド面を見てみるとかなり毛羽立っている!! この繊維がタイヤと雪面の密着度を高める役割を担うため、安定した走行をサポートしてくれる。
さらに、使用を重ねることで繊維がなじみ、結果として性能が安定していくという特徴も興味深い。
布製のため、愛車のホイールにキズが付きにくいというのも愛車を大切にするオーナーにとっては嬉しいところ。
もしもの雪に備えてチェーンやスタッドレスタイヤを検討中の都市部の方、これ一見の価値アリです!!!
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