■ノート4WDの実力を雪上で試す!!
日を改めて今度は長野県に場所を移し、雪上走行性能も試した。注目はリアにもモーターを搭載したe-POWERの4WD。出力はフロント116ps/28.6kgm、リア68ps/10.2kgmと、リアの駆動力を充分に備えている。
前後モーターは駆動配分をマルチにコントロールできるので、路面状況やコーナリングでの最適解を瞬時にコントロールできる。ということからボクは、電動車の本当の素晴らしさは4WDにあると考えている。
そんな雪の世界に持ち込んですぐに感じるのはスタートダッシュのよさ。前後の駆動配分がアクセルを踏み込んだ瞬間にコントロールされ、横ブレしない安定した加速をみせる。
また雪の下に氷の路面が顔を出すアイスバーンでは、フットブレーキよりもアクセルOFFの回生ブレーキのほうが停止距離は短い。
電気モーターは路面状況を連続的に判断して回生トルクを可変させて減速させるので、ブレーキペダルによる減速よりも賢いのだ。
しかもそれが前後モーターの4WDなのだから、その時の路面状況の最短距離で減速し、止めてくれる。
このサイズでこの走り、ノートe-POWERは最強のコンパクトといえる。
■e-POWERってなんでこんなにいいんだ?
発電用エンジンを搭載し、そのエンジンが作り出した電力をモーターに送ってタイヤを回す「e-POWER」。
モーターの特性上、走り出しから最大トルクを発生できるため、レスポンスよく力強い加速を生み出すことができる。
また、エンジンの始動タイミングをコントロールできるため、ロードノイズが大きい路面で積極的にエンジンを始動し、充電するということもできる。
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