韓国の起亜が日本市場から撤退して久しいが、この度、電動商用車の「PBV」シリーズで日本市場に再参入することが発表された。PBVは2024年1月のCES(世界最大のテクノロジー見本市)で初めてコンセプトが公開されたもので、「車両を超えたプラットフォーム」として自由度の高いレイアウトが特徴。
日本市場は今後普及が見込まれるミドルクラスのEVバンのラインナップが少なく、市場の拡大と独自性の高い商品需要が期待できることから参入を決めたという。大手商社の双日が販売総代理店となり2026年春ごろに全国で販売を開始する予定だ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Kia Corporation・Sojitz Corporation