1981年に開催された第24回 東京モーターショーに参考出品して好評を得たパジェロは国内初の“サスペンションシート”を搭載。翌1982年5月にはメタルトップ4車種とキャンバストップ3車種の計 7 車種が発売された
歴代フィットが築き上げてきた優れた性能や機能をベースに“心地良さ”を徹底追求した現行のフィット。長距離ドライブでも疲れにくいボディ―スタビライジングシートの快適な“座り心地”の良さはその大きな特徴のひとつだ
広い室内空間や多彩なシートアレンジは歴代モデルを継承しつつ気軽にかばんなどを置けるテーブルコンソールをフロントシートの間に設置するなど、フィットでは収納レイアウトも視線・動線を考え抜いた配置が採用されている
ボディースタビライジングシートの新世代フレームは身体に合わせたラウンド形状を採用した背もたれ部のサスペンションマットと、骨盤を包むようにクッション裏を面で支えるサスペンションマットの併用で骨盤を安定させることで疲労を低減(フィット)
3代目エクストレイルではゼログラビティシートの採用はもとより、クラストップの広さを実現した2列シート車(5人乗り)やセカンドシートにスライド&リクライニング機能を採用した3列シート車(7人乗り)など多彩なラインナップも魅力だった
2020年に発売されたキックスでも座り心地が良く、ドライバーの疲労度を軽減するマットスプリングタイプのゼログラビティシートが採用されている
2023年3月に発売された現行のMAZDA2 は、“好きを探せる相棒”をコンセプトにデザイン変更や新機種追加などの大幅な商品改良を実施
MAZDA2では上質さと遊び心を両立させた色合いと厳選した素材を採用することで、いつまでも乗っていたくなるような室内空間を演出
新世代商品の第一弾としてMAZDA2よりもひと足先に発売されたMAZDA3。MAZDA2と同様に、新世代車両構造技術であるSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREをシート構造に取り入れている
従来のシートヒーターに比べて温熱範囲を最適化するとともに、2種類の温度を設定することでより快適性を増した快適温熱シート
エンジンスイッチ(またはパワースイッチ)がONの時にシートベンチレータースイッチを操作することでファンが作動し、シート表面の通気を良くするシートベンチレーター。シート自体がエアコンの冷風を吸い込むため、より短時間で冷涼感を得られるメリットもある