基本的なデザインは基準車と同じだが、センターコンソール最上段に走行に関する情報を表示するマルチファンクションディスプレイを設置したことが特徴。歴代GT-Rで採用されたモノフォルムバケットシートは新形状となった(スカイラインGT-R)
RB26DETTは各部をリファインして搭載。新型のツインボールベアリングターボでレスポンスアップ。さらに、カムシャフトを変更してバルブタイミングを適正化し、リッターあたり15.6kg-mという国産車最高のリッターあたりのトルクを達成した(スカイラインGT-R)
2002年に発売された限定車のNurは、N1仕様のエンジンをベースにピストンやコンロッドの重量バランス均一化を行った高精度バランスドエンジンを搭載。ヘッドカバーもゴールドの専用品とし、特別仕様ということを強調している(スカイラインGT-R)
RB26DETTをGT-R以外で唯一搭載したのがステージア オーテックバージョン260RS。初代ステージアをベースにR33GT-Rのトライブトレインを流用し、ワゴンらしからぬパフォーマンスを実現。専用エアロパーツをまとったエクステリアも迫力満点だった(スカイラインGT-R)
新世代のリアルオープンスポーツにふさわしいスタイリングは、ルックスだけでなく空力やドライビングに適した視界などの機能性も追求。「ハイXボーンフレーム構造」を採用し、クローズドボディ同等の重量、同等の剛性を確保した(S2000)
デジタルメーターなどで先進性を表現しながら、操作性を追求したインテリア。フルバケットを目標に形状やウレタン硬度などをきめ細かく設計した専用シートは、優れたホールド感とともに疲れにくい快適性も実現(S2000)
高出力とクリーンな排ガス、ハイレスポンスなどを追求して開発されたF20C。VTECの採用とともにフリクションの低減や高圧縮比により、250psを発揮しつつ9000rpmまで一気に回るパワーフィールを実現。軽量コンパクトな設計は運動性能にも貢献している(S2000)
2005年のマイチェンで搭載されたF22C。2.2リッターになったことで低中回転域からトルクフルなフィーリングを得られ、実用域での扱いやすさが向上。DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)の採用により、リニアで自然なアクセルフィールも実現した(S2000)
多彩なシーンで使えるセダンパッケージと走りの良さを予感させる外観は、スバルのデザインモチーフであるヘキサゴングリルを備えるマスクや大きく張り出したフェンダーで力強さを演出。S4とはエアロパーツで差別化されている(WRX)
ハイパフォーマンスセダンゆえ、インテリアは操作性を追求したデザイン。WRX STIではレッドの加飾とメタル調パーツを効果的に用いることで、上質感とスポーティさを演出。アルカンターラ/本革のバケットシートも専用品だ(WRX)
WRX STIのみに搭載されるようになったEJ20は、ECU制御の緻密化により加速レスポンスが大幅にアップ。加速特性自体も変更され、アクセル踏み込み量25%で先代の50%を超える加速度を発揮。エンジン特性を切り替えるSIドライブも装備する(WRX)
EJ20を初めて搭載したのが1989年に登場した初代レガシィ。スバルが初めて世界をターゲットにしたモデルで、ボディバリエーションはセダンとツーリングワゴンを用意。そのなかのハイパフォーマンスモデルにはターボ仕様が設定された(WRX)
初代レガシィに搭載された時のEJ20ターボは220ps/27.5kg-m(セダンRS)を発揮。しかし、仕様変更や改良、チューニングを繰り返し、現在ではボアストロークは不変ながらその中身はほぼ別物。その結果、限定車のS207では最高出力が328psとなった(WRX)
スポーツカーにふさわしい「心地良い包まれ感」を基本テーマにしたインテリア。センタークラスターからセンターコンソールに続く連続性のあるデザインが特徴で、シフトノブやシートベゼルにはローターをモチーフした意匠を採用(RX-8)
新開発のセンターオープン式フリースタイルドアにより、スポーツカーらしいスタイリングと優れた乗降性、快適な室内空間を実現。さらに、リアドアを軽量なアルミ製にすることで、軽い操作力で開閉することが可能となった(RX-8)
自然吸気ながら250ps(ハイパワー仕様)を発揮するとともに、従来のロータリーエンジンに比べて排気ガスのクリーン化も大きく改善したRENESIS。後期では低中速域での加速感が向上し、レギュラーガソリンへの適合性も高められた(RX-8)
低重心フォルムや躍動感のあるサイドビュー、彫りの深い造形や斬新なランプデザインなどにより、先進性や格の高さを感じさせるエクステリア。2GR搭載のブレイドマスターは、メッシュタイプのフロントグリルやリアエンブレムで差別化(ブレイド)
インテリアも上級ハッチバックらしい高い質感を演出。オーリス同様、センタークラスターから繋がるシフトパネルが斬新で、各部にはメッキ加飾もあしらわれている。また、革新的なパッケージングにより、ゆとりある居住空間を確保した(ブレイド)
ブレイドマスターに搭載される2GRは280ps/35.1kg-mを発揮し、シーケンシャルシフトマチック付き6ATをドッキング。さらに、このパワーアップや重量増に対応するべくサスペンションチューンを実施し、大径ブレーキも採用された(ブレイド)
こちらも2GRを搭載するロータス・エヴォーラ。最高出力は280psながら、トヨタ車には未設定の6MTも設定。後に、同エンジンにスーパーチャージャーをドッキングして350psを発揮するエヴォーラSもラインナップされた(ブレイド)