後方でわずかに跳ね上がるような流線形のルーフラインにより、空力性能が向上して燃費性能もアップ。ボディカラーは、さまざまなユーザーにマッチするようカラフルでお洒落な色味をラインナップした(マーチ)
新開発1.2リッター直3のHR12DEは、中低速域での力強いトルクで扱いやすく、各部のバランスや剛性の最適化により静粛性に磨きをかけた。新世代エクストロニックCVTとの組み合わせでクラスナンバー1の低燃費も実現(マーチ)
約8年にわたって販売された先代は、丸さを強調したフォルムと個性的なマスクの可愛らしいルックスで人気に。オーテックジャパンの手によるスポーツモデルの12SR、イギリスから輸入されたオープンのマイクラC+Cもあった(マーチ)
「エレガンス」をキーワードにバランスとハーモナイズを表現し、エレガントでシンプルなデザインに仕立てたエクステリア。シャシーをY32と共有し、北米でもインフィニティJ30として販売されただけあり、ボディサイズは堂々としたもの(レパードJ.フェリー)
それまでの国産車にはなかった尻下がりのフォルムが、J.フェリーのエクステリアの特徴。さらに、ドアハンドルやフューエルリッドなどの細部も丸みを持たせたデザインとし、ボディ全体と調和させている(レパードJ.フェリー)
「やわらかさ、あたたかさ」をテーマに、高級車にふさわしい質感の高いインテリアを目指してデザイン。開放感と包まれ感をバランスさせた空間とし、明るさと温もりのあるインテリアカラーでエレガントさを演出している(レパードJ.フェリー)
最上級のタイプXには、4.1リッターV8のVH41DEを搭載。高級パーソナルサルーンにふさわしいゆとりの走りとマルチシリンダーならではの滑らかなフィーリングを味わわせてくれる。ミッションは全車4ATとなる(レパードJ.フェリー)
「あぶない刑事」の劇中車としても活躍した先代F31。J.フェリーとはまったく違う大人のパーソナルクーペといった感じで、なめらかな曲面とシャープなラインによって実現した「エアーフローフォルム」が特徴的だ(レパードJ.フェリー)
リアフェンダーからデッキへと強く絞り込んだコーダトロンカ風のテールエンドや、大きな三角形状のリアコンビランプが個性的。また、見た目だけでなく各部のフラッシュサーフェス化やフルインナーサッシュドアにより風切り音も低減(プレリュード)
スポーツクーペの印象を際立たせる2シーター感覚のキャビン。サイドに回り込むラップラウンド形状のインパネやバイザーレスのグラフィックメーターが特徴的だ。当初は4人乗りだったが、マイナーチェンジで5人乗りに変更された(プレリュード)
Si VTECに搭載される2.2リッターのH22Aは、ホンダ自慢のVTEC機構と可変吸気システムを組み合わせ、精緻な技術と新素材を用いることで、低中速域から高速域まで谷間のない優れた出力・トルク特性を実現する(プレリュード)
元祖デートカーと呼ばれる2代目のコンセプトを受け継いだ3代目。ロー&ワイドのフォルムがより強調され、FFとは思えない超低ボンネットを実現。世界初の4WS機構を搭載するなど、最新技術も数多く投入された(プレリュード)
先代比で、全長と全幅を拡大しながら全高が低くなったボディは、オープン時とクローズ時、どちらの美しさも損なわないようデザイン。前期はヘッドライト内側にアクセサリーランプが設置されているが、後期ではそのランプが廃止された(CR-Xデルソル)
フラットなトランクリッドと力強いクオーターピラーが特徴的。すべてのウィンドウに無着色の白ガラスを採用し、ガラス越しでも風景の色が変わらないよう配慮している。また、リアウィンドウは電動で開閉可能だ(CR-Xデルソル)
トランストップと名づけられた電動オープンルーフは、約45秒で開閉が可能。その操作も、室内両サイドのロックを解除して開閉ボタンを押すだけ。トランクルームも必要にして十分な容量を確保している(CR-Xデルソル)
VTEC機構を採用したことで、リッター100psオーバーの170psを発揮するB16A。組み合わされる5MTも使用頻度の高い2〜5速のシンクロ容量をアップし、シフトストロークもショート化。クイックで節度感のあるフィーリングを実現した(CR-Xデルソル)
「サイバーCR-X」の愛称で知られる先代は、初代のファストバックスタイルを継承しながらより曲面を用いたデザインに変身。ショートホイールベースらしいクイックな走りは健在で、後期ではシビックと同時に初めてVTECエンジンが搭載された(CR-X)
力強さと存在感をテーマに、レガシィらしいスポーティさや機能性の高さに加え、新しさを感じさせるデザインを目指した外観。ボディサイズは、全長は4.7mを軽く越え、全幅も1.78mまでアップ。ツーリングワゴンはこの世代が最後となった(レガシィ)
セダンのB4は、先代までのショートデッキシルエットとロングキャビンのイメージを継承。それでいて、カタマリ感の強いフォルムとし、新しいスポーティさを表現したという。盛り上がったフェンダー部分が力強さを強調している(レガシィ)
スバル独自のSIシャシーコンセプトに沿って、シャシーはさらに進化。新開発のクレードル構造マウントを採用し、静粛性や乗り心地、操縦安定性などが向上。シンメトリカルAWDは、ミッションによってシステムが異なる(レガシィ)
2003年登場の4代目は「走りと機能と美しさの融合」をテーマに開発され、見た目だけでなく中身も大幅にレベルアップ。ツーリングワゴンはもとより、セダンのB4、この世代から世界統一名称になったアウトバックと、どれも高い評価を受けた(レガシィ)