AE86トレノは今も昔もライトウェイトスポーツカーの代名詞的なクルマだ。今回は免許取得以来11年!トレノに惚れ込んでいる、筋金入りのオーナーさん尾形さん(30)に愛車との日常や苦労話も含めてお聞きした
オーナーの尾形隼さん。愛車である1986年式トヨタスプリンタートレノGT-V改とは既に11年の付き合い。なぜ「改」なのかは、後述する
まもなく30万kmを迎える尾形さんのハチロク。オーナーさんはひと足先に30歳に!メーターもノーマルを維持しており、非常に綺麗な状態だ
こちらはレイズ社のホームページ掲載用の撮影中に尾形さんが撮影したもの(画像提供:尾形隼さん)
現在は14インチ仕様のレイズ製TE37を装着。ホワイトと迷ったすえにブロンズをセレクト。AE86に小径の14インチタイヤは良く似合う
尾形さんのハチロクの内装はシンプル。ステアリング、シフトノブ、シートはTRD製をセレクト。フロアマットはKARO製。GT-Vなので窓の昇降は手動だ
AE111型のエンジンをベースに排気量アップされたチューニングを搭載。そのため、尾形さんのトレノは「AE86改」となる。エンジン周りのパーツはまだ比較的入手しやすいようだ
大切にしているとはいえ、尾形さんより年上の愛車。経年劣化による故障は避けて通れない。特にゴム部品やオリジナルの外装部品はメーカーでも製廃が進んでいる
自宅で大切に保管しているというストック部品。これはホンの一部だそう(画像提供:尾形隼さん)
オーナー1人の努力では限界がある。車齢30年以上の車を長持ちさせ、安心して乗る事ができるのは愛車を任せられる主治医の存在があってこそだ
10代、20代をこのトレノと過ごしてきた尾形さん。ガソリン車が乗れる間は乗り続けたいそうだ。最初の愛車が「アガリのクルマ」となる。オーナーと愛車をつなぐ絆はこれからも続く
TRD製テールゲート。オリジナルの外装部品すら入手が難しくなる中、この様な希少価値の高いパーツを今から探すのは至難の業だ
このトレノより欲しいクルマは無いというリアクォーターガラスに貼られた"Hot-Version"ステッカーは読者プレゼントで配付されたものだそうです
低速でも美しい音色を奏でながら走り去る尾形さんのトレノ。偶然すれ違った対向車のお父さんが思いきり振り返っていました