モータースポーツはもちろん、自動車産業の未来までをも見据えて戦う小林可夢偉
第6戦もてぎで久しぶりにスーパーフォーミュラの舞台に帰ってきた小林可夢偉。今季はSF初参戦となる
どこの国から帰国するかで隔離の条件が違い、しかもそれが頻繁に変わる。全てのルールが曖昧だということに疑問を投げかける
小林可夢偉の思いは自動車産業全体にまで及ぶ。クルマとしてのEVだけでなく、どこからどうやって電気をとってくるのかまで考えなければとうったえる
トヨタは水素エンジンでレースに参戦することでノウハウを吸収し進化を続ける。電気自動車一辺倒ではなく、それがうまくいかなかった時の別の道を模索しているのだ
小林可夢偉は今季スーパーフォーミュラ初参戦。今季のSF参戦は第6戦のみとなる予定
ドライバーたちは走れるチャンスがあれば世界を移動しながらレースに参戦する。2週間の隔離はかなりの痛手となる
スポーツ選手たちの選手生命は限られている。それはモータースポーツも同じ。ドライバーたちの貴重な時間が奪われているのだということをわかってほしい
五輪はよくて四輪はだめなのか。SNS発祥のこの言葉を豊田章男自工会会長が公の場で口にした。プロドライバーたちも同じ気持ちだろう