羽田空港はまだ旅客便の欠航が続き、出発ロビーも寂しく閑散としていた
エンジェルスで大活躍中の大谷さんのおかげもあってか、LAでも日本車や日本文化への興味・関心がとても高い
アメリカといえばハンバーガー。写真はLAで人気のIN-N-OUT(イン・アンド・アウト)バーガーだ。自慢のフレッシュミート&ポテトがとても美味しく、LAで是非賞味してほしい逸品だと筆者
ロサンゼルス郊外で見つけた1970年代のタイプIは、さりげなくホイールを黒くモディファイしていた。時を超えて今の風景に溶け込むその佇まいは、まさに「ステキ」のひと言に尽きる
LAのスーパーマーケットの駐車場に停まっていたオリジナルペイントの1303。足として使われている割にはコンディションも良好。良い意味で自然体な雰囲気だ
LA郊外のフリーウェイを快走するビートル
フロントドロップにしてタイヤサイズもリアファットにした、キャルルックのお手本ともいえる一台。エンジンはシンプルなツインキャブ化でホイールもお約束のBRMで決まっている
本場、VWのドラッグレースを観戦。フロントが浮き上がってスタートするシーンは圧巻!
当日、約50台のドラッグスターが集結! 最速マシンは5秒台
オリジナルからキャル、スリーパー、ラストスタイル、水冷ヤングタイマーなど多彩なVWが集合していた
タイプIIもアメリカでのVWカルチャーを語るうえで欠かせない空冷VWだ。会場にはさまざまなスタイルのタイプIIバスやキャンパーのウエストファリアでにぎわっていた
タイプIカルマン(右)とタイプ3カルマン。いずれもオリジナルのグッドコンディション。手前のタイプIカルマンのオーナーは、ハーネスを引き直した完璧な状態が自慢だという
日本で言うバモスホンダのようなイルティス(タイプ181)も、カリフォルニアで乗りたいお洒落なオープンモデルだ
乾燥したカリフォルニアではサビの進行が遅く、いい感じのヤレ感がとても自然体で絵になる。またあえてサビを再現したラストスタイルも楽しみ方のひとつだ
ディスプレイも完璧なキャルルックのスリーパーは、狭いリアエンジンスペースにどデカいターボタービンを搭載。いったい何馬力出てるのだろうか
ワイルドな出で立ちのバハスタイルも本場カリフォルニアでは定番のスタイル。アメリカンV8マッスルカーにも負けない存在感を放っている
これは珍しいタイプIのストレッチリムジン。エンジンはツインキャブ化しているという。こんなリムジンでパーティーにいくのも楽しそう
ビートルをベースにしたバギー仕様もキャルルックのひとつ。LAの海岸線を走りたくなるようなボディカラーのオープンだ
メッシュのホイールリング以外はほぼノーマルの6V時代のビートル。淡いウグイス色がカリフォルニアの青い空に似合う
狭いエンジンスペースに押し込まれたターボタービン。さすがにエアコンは入らなかったようだ
ホットロッドのような派手なデコレーションとCal Lookお約束のBRMホイールが決まっているビートルカブリオレ
乗りっぱなし感の自然なラストスタイルが決まっているタイプI。クラシックなブラックのカリフォルニアナンバープレートもマニア垂涎のアイテムだ
カリフォルニアと言えば、海岸線を走るサーフボードを載せたピックアップが絵になるが、アメリアではゴルフIベースのカッコいいキャディを多く見かける
ジェッタ顔ゴルフIIもヤングタイマーとしてイベントに参加。もう30年も経つのだから貴重なVWだ
目移りしてしまうほど豊富なアイテムが揃うスワップミート。あれこれ物色して、価格交渉してみるのもスワップミートの楽しみ方のひとつだ。筆者はブルーのカリフォルニアナンバープレートを5ドル値引きしてもらった
スワップミートはまさかの掘り出しモノが見つかることもあり、つい探してしまう
エンジンからミッション、ホイールまでなんでもござれのスワップミートは宝物の宝庫だ
スワップミートは空冷VWが不滅であるかのように多くのスペアパーツを見つけることができる。みんな真剣な眼差しで品定めしていた
レストアラーの出店もあって、同ショップが手がけた空冷VWのレストアプロセスを紹介していた
なんと、パチンコ台まで売っていた!これだから旧車のスワップミートは楽しい
広大な会場で行われたSEMAショーを細かく見て回るには最低でも3日必要だ
SEMAショー会場のEMPIブースにて。EMPIは空冷VWのカスタムシーンに欠かせないブランドのひとつだ
一時に比べると空冷VW関連の出展は減ったというものの、チューンドエンジンや各種パーツなど、まだまだ根強い定番アイテムが紹介されていた
広大な会場では、バハレース主催者の広大なブースがあり、ここで活躍した空冷VWが多数展示されていた
今年のSEMAでは旧車のEVコンバートの提案も多く、これはイルティスをEV仕様にしたもの。多くのEVコンバートモデルがマニュアルだったのが、とてもうれしい
マニュアルギアボックスをそのまま生かしたEVは、きっと走りもナチュラルで楽しいに違いない。旧車のひとつのあり方だと思った
ロングビーチで出会ったアーリーバス。可愛らしいサーファーガールが颯爽と走り去っていった
SEMAショーで集めたステッカー。こうしたステッカーを格好良くクルマに貼るだけでも立派なキャルルックになりそうだ
356Aスピードスターの本物?
1000万円はくだらないだろう1950年代のVWタイプII23ウインドウ
1303のバハバグ仕様
1966年以前のタイプIカブリオレ
VWタイプIIダブルキャブ
クールなゴルフI
グリーンのメキシコビートル?
1964年式あたりのスモールスクエアウインドウ?グリーンメタのボディがいい味を出している
サファリウインドウ付きのVWタイII23 ウインドウ
タイプIバハバグ
タイプIバハバグ仕様
ナロー&ロワードのタイプI
フロントナロー&ロワードのビートルとヘッドライトが可愛らしいビートル
完璧なコンディションのポルシェ912。For Saleで出ていたが、怖くて値段を聞けなかったと筆者
水冷(フロントの黒い部分はラジエター)となった最後のタイプII
凄いエンジンを積んでいそうなタイプIバハバグ仕様
ラットスタイルのタイプI
普段使いで走らせているのもVWらしくていい