高速道路は融雪剤や凍結防止剤が大量に撒かれている。積雪のある高速道路を走ったら、足回りでけでも洗浄はしておきたい
凍結防止剤や融雪剤に含まれる塩化カルシウムがサビの原因。凍結防止剤や融雪剤を含んだ水は海水と同じ。すぐに洗浄しないと塗装を急速に劣化させる!
クルマの下回りはサビの頻出箇所。身につかない部分なので手抜きしがち。特にマフラー周辺は高熱になるため、汚れがこびり付き、サビが広がりやすい
ボディに傷があったりすると、傷から水分が侵入してサビが発生し、放っておくとどんどんサビが広がってしまう。傷を発見したら、たとえ小傷であっても早めの対処を
ホイールは汚れがこびり付きやすいため、サビがもっとも発生しやすい場所だ。塩害だけではなく、ブレーキパッドの摩耗により発生するブレーキダストもサビの原因になる
塩害は深刻。特に、塗装の劣化を急激に進行させる。放置すると写真のような悲惨な状態になることも……
1~2週間放置するくらいでもブレーキ周りにはサビが発生する。特にディスクブレーキは金属部分が外にさらされているのでサビが発生しやすい
雪には汚染物質が大量に含まれている。特に、幹線道路などの交通量の多い道の雪は大敵だ
スノーブラシはあくまでも表面の雪を取る程度に。氷結した部分をガリガリと擦ったりするのはNG
高圧洗浄機を使用できる環境であれば、まずは高圧洗浄機で汚れを落とそう。ただし、近距離で噴射したり、同一箇所に長時間噴射するとボディの変形や塗装や樹脂パーツの剥がれを招くこともあるので注意してほしい
洗車はまずは下回りからスタート。シャンプーを使用して洗う前にたっぷりの水で汚れを洗い流そう
ホイールの難敵はさまざま。特にブレーキダストはいったんこびり付いてしまうと除去するのは至難の業なので、ボディを洗浄する時間がない場合は、ホイールだけを洗浄をしよう
ホイールは汚れがひどい時は、小さめのブラシを使って細かいところまで入念に洗浄しよう
タイヤハウスは見落としがちな場所。あらゆる汚れがこびり付いている
ウィンドウを洗う前にはウィンドウに使用可能なシャンプーかどうかを事前に確認しよう。不可のシャンプーを使用すると油膜の原因になる
シャンプーはしっかり泡立ててから使用しよう。泡立てることで洗浄効果が高まるだけではなく、塗装に小傷が付くのを防ぐこともできる
手を抜きがちな足回りの拭き取りだが、実はここが水分が最も残りやすい場所。サビを防ぐ最善策は水分を残さないことなので、奥までしっかり水分を拭き取ろう
洗車機のブラシは凍結していることもある。洗車機を使用する場合は、氷点下といった日には避けよう