ブリヂストン ブリザックVRX3。左右非対称のトレッドパターンは接地面積を大きくとって氷上でのグリップを拡大するとともにスノー路でのグリップも向上
VRX3は進化した発泡ゴムによるアイスグリップが自慢だが、相反する性能の圧雪路での操安性も大きく引き上げている。これはエッジ成分を増加させたトレッドパターンの効果だ
VRX3で新採用された「フレキシブル発泡ゴム」は、トレッドゴムに配合される発泡空洞を縦長の楕円形にすることで、毛細管現象による高い吸水性を発揮するのがポイントだ
VRX2ではややトレッドがソフトでドライ路での直進性や操舵初期の反応にヨレを感じる場面もあったが、VRX3では大きく改善され乗り心地、騒音性能も向上した
トーヨータイヤ トランパスmp7。向かって右が外側。剛性のある大型ブロックでミニバンの高重心を受け止める。排水性も高い
テストコースのウエット路で制動テストを実施した。従来品のmpZとの比較では、100km/hからの停止距離が46.4m→38.55m、60km/hでは14.2m→11.2mへと短縮。制動初期の食いつき感が高く、しっかりと接地している感覚だ
『専用タイヤ』という考え方をいち早く取り入れ、ミニバン専用の『トランパス』を1995年に投入したトーヨータイヤ。トランパスmp7はその最新作となる
横浜ゴムが12月8日に発表した3つの新商品。左からアドバンスポーツV107、アドバンネオバAD09、ブルーアースRV03