FIAT初のEV(電気自動車)となる「FIAT 500」の日本販売がいよいよ今年6月より開始される。発表会に登壇したステランティスジャパン社長、ポンタス・ヘグストロムとフィアット500eとの記念ショット
現行型同様に、モチーフはイタリアの国民車となった2代目FIAT500。その愛らしいスタイルは、しっかりと受け継がれ、現行型500とも共通性が高いが、ボンネットにライトの一部を内蔵するなど、より凝った作りとなった
現行型FIAT500により近いのはリヤスタイルだろう。前輪駆動と3ドアハッチバックスタイルを基本とする点も同様だ
アルミホイールは、16インチと17インチを採用。撮影車は17インチ仕様となる。足元のお洒落もぬからないのは、お洒落な500eらしい拘りポイントだ
コクピットデザインも2代目500を彷彿させるシンプルさを意識しつつ、エレガントにデザイン。グローブボックス追加も朗報
メーターパネルは、お馴染みの丸形デザインだが、デジタルメーター化され、電動パワーユニットの状態が分かりやすいものに
10.25インチのワイドタッチスクリーンのインフォメーションシステム「UConnect」とナビゲーションシステムを全車に標準化
ハードトップのラゲッジスペース。小ぶりだが、リヤシートがに分割可倒式となるので拡張すれば、想像よりも多くのに荷物を飲み込んでくれる
キャンバストップ付だとキャンバストップの電動機構と幌の格納で関係で、独立したトランクに。開口部と積載量が小さくなるが、こちらもリヤシートは2分割可倒式となる
グレード構成は、3タイプ。ハードトップの上位グレード「ICON(アイコン)」は、LEDヘッドライト、17インチアルミホイール、固定式ガラスルーフ、6スピーカー、ACC、レーンキーピングアシスト、ブライドスポットモニター、360°パーキングカメラなどの装備を備える。価格は、485万円
「ICON」のインテリア。最大の特徴は、FIATロゴのモノグラム入りとなるエコレザーシート。またインパネが短冊レザーを編み込んだイントレチャータを取り入れたものに。ワイヤレスチャージングパッドも備わる
エントリ―グレードとなるハードトップの「POP」は、ハロゲンライト、16インチアルミホイール、4スピーカー、歩行者検知対応の衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロール、バックカメラなどを備える。オートエアコンやナビゲーションシステム付きUConnectなど必要な装備はしっかりと押さえるので不足ない内容だ。価格は450万円で受注生産モデルとなる。
「POP」のインテリアは、ファブリックシートとなり、インテリアパネルが、ボディ同色となるのが最大の特徴だ
キャンバストップのオープンモデル「OPEN」は、装備レベルは、「ICON」と全く同じで、電動キャンバストップ構造を備えるため、ルーフとラゲッジ周りの構造が異なる。価格は、495万円だ