スカイラインによるProPILOT-コンセプトゼロ試作車
フロントグリル内にはフロントレーダーを設置している
LiDARからの情報はメーター内にこのように表示される。3D空間を直接計測し、空間の構造と物体の形や位置をまるで3Dプリンターのように正確に再現する
LiDARとカメラ、レーダーのセンサーフュージョンによって高精度な周囲の認識が可能になる
キャビンに据えられたLiDAR本体。日産独自のセンシング、車両制御アルゴリズムによって瞬時の状況判断と操作を実現
ルーフのリア側にはサラウンドカメラを設置する
リアバンパー内にはリアレーダー2個とサイドレーダー4個が埋め込まれる
Ground truth perceptionは検知距離、検知範囲、分解能のいずれもが大幅に向上しており、LiDARの本来の利点を発揮できるという
メーター内ディスプレイには人や物体の形状が驚くほど精緻に描かれている
同乗体験したベストカーWeb編集部員が座った後部席にもLiDARからの映像がモニター上で確認できた
日産のADAS系開発の第一人者である飯島徹也氏(右)。まるで匠のような感性で今回の技術の開発に取り組んでいる
飯島氏曰く、「前を向いているLiDAR以外は情報量をフルに使い切れてないと思います。そもそも今の世代のLiDARは上下方向の探知幅がほぼないので情報も少ないです」
左右フロントフェンダーに設置されたカメラ
左右のAピラー上部に設置されたサラウンドカメラ
飯島氏のドライブする試作車両でのデモンストレーション時の様子。ドライバーが手を放していてもクルマが自動で緊急回避操作を行うのだ
辛口で鳴らす国沢親方をして、「今回の技術で日産はアタマひとつ以上、他社よりも抜け出ましたね!」との評価だった
デモで使用された遠隔操作で動くタイヤを模したオブジェ。その速度は最高で60km/hというから驚く!
試作車両のコックピット。インパネ中央のモニターとメーター内に描かれるLiDARからの情報が表示されるようになっている
フロントカメラ
試作車両の前に急に人が出てきてもクルマが緊急停止を行い、衝突する前にみごとに止まった
後部モニターの様子から、ほかの車両が存在するのを検知しているのがわかる
異例づくしの取材体験会のため、このような注意書きがデモの実施前にメディア陣に対して告知された
Dynamic Traffic Trackingでのひとコマ
Dynamic Traffic Trackingでのひとコマ
Dynamic Traffic Trackingでのひとコマ
Long Range Detectionでのひとコマ。300m以上遠方の障害物を補足することが可能だ
Dynamic Traffic Trackingでのひとコマ
Dynamic Traffic Trackingでのひとコマ
ProPILOT-コンセプトゼロ試作車フロント