日産のクロスオーバーBEV「アリア」。「アリア(ARIYA)」は、古代ヨーロッパ語で「威厳」「高貴」を意味する。バッテリーEVならではの力強い加速と滑らかで静かな走りと、日産の新しいデザインランゲージ「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」が表現されたデザインは、まさに「威厳」や「高貴」を感じさせる
スバル初のグローバルBEV「ソルテラ」。ラテン語で「太陽」を意味する「SOL(ソル)」と、「大地」を意味する「TERRA(テラ)」を組み合わせた造語。行く先を選ばない走破力をもつこのクルマで自然を愉しみ、バッテリーEVならではの環境性能で自然との共生を深めたい、という想いがこめられているそうだ
トヨタ「bZ4X」。由来は、「bZ」が「Beyond Zero」、「4X」が「車格とボディタイプ」を示す。「Beyond Zero(ゼロを超える)」は、カーボンニュートラルにとどまらず、過去に排出されたCO2も削減していこう、という経済産業省も推進しているコンセプトだ
トヨタ「アルファード」。ギリシャ語で「星座の中でもっとも明るい星」を意味する「α(アルファ)」からきている(確かにギラギラしていて明るい)
トヨタ「RAV4」。「Recreational Active Vehicle 4 wheel drive」の略だそうで、個々の車名というよりは、カテゴリー名を略したもの、という印象
トヨタ「ポルテ」。現行モデルではないが、助手席側の大型電動スライドドアが特徴的だったポルテは、その見た目どおり「扉、ドア」の意のフランス語から名付けられた
日産の商用モデル「AD」。「前進した、進歩した」を意味する英語「ADVANCED」の略語。「エーディー」の発音から、型式がそのまま名前になっているのかと思いきや、意味があることに驚きだ
ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」は、英語の「Bezel(宝石の小さな面)」と「Vehicle(クルマ)」から造られた造語。角度によって表情を変える宝石のように「多面的な魅力と価値を持つクルマ」という想いがこめられているそうで、コンパクトながら使い勝手に優れるヴェゼルにぴったりといえる
かつてホンダのフラグシップミニバンだった「エリシオン」。ギリシャ神話に登場する楽園の名前からつけられたそう。フラグシップミニバンに相応しいネーミングだ
車名ではないが、バッテリーEVで知られている米国企業「テスラ」の社名の由来は、20世紀中期に活躍した発明家で電気技師である「ニコラ・テスラ」。同じ時代に活躍した発明家トーマス・エジソンとの確執でも知られ、「どちらがより偉大か!?」という論争がしばしば繰り広げられる両者だが、テスラ社のCEOイーロン・マスク氏はやはり「テスラ派」!?
トヨタのミドルクラスミニバン「ヴォクシー(VOXY)」。車名の由来は、英語のVOX(言葉・声)をもとに、BOXY(箱型)を連想させるとしてつけられたもの
「VOXY」の兄弟車であるトヨタ「ノア(NOAH)」。ミニバンだけに「ノアの箱舟」からつけれたのでは、という憶測もあるが、その由来は…なんと「特別な意味はない」のだそう