クルマのメカニカルトラブルでもっとも怖いのはブレーキトラブル。一般的にブレーキの油圧経路は安全を配慮し2系統用意されている(Asawin@AdobeStock)
非常時の停止手段としてサイドブレーキをひく方法もある。電動パーキングブレーキでもスイッチのレバーを引き続けていれば作動する(Noey smiley@AdobeStock)
編集部スタッフがたびたび撮影で訪れる箱根ターンパイクには、道路標識のほかにもさまざまな注意書き看板が設置されている
きついコーナーの手前には目立つように大きな赤看板が設置されている
「ブレーキ過熱注意 エンジンブレーキ使用」と、より具体的な表記も
「これより終点まで 10km連続 下り急勾配 エン ジン ブレ ーキ 使用」。写真で見るとブツ切りで読みにくいが、走行中は流れるように目に入ることになる
前出の写真のポイントからしばらく走ると「7km連続」と文言が変化
「400M先 緊急退避所あり」。実際にブレーキに不調が現れて慌てている場合、路肩の看板は目に入らないかもしれない。普段から看板に注意しておけばトラブルに見舞われても「ここからしばらく行くと退避所がある」と、気持ちに余裕ができる
前出の写真で「400M先」だった緊急退避所が200M先に迫ってきた
緊急退避所。砂利や土を盛って坂路が作られている。箱根ターンパイクでは要所に複数の緊急退避所が設けられている。こちらはNo.2
緊急退避所(No.2)。坂路が急で短い気がするが、緊急時にはここを登るというよりも、砂利や土にめり込ませる効果を狙っているのだろう
緊急退避所(No.3)
緊急退避所(No.3)。入口にはクッションドラムが設置されている
緊急退避所(No.4)
緊急退避所(No.4)。意図的に凹凸が作られ、制動力を高めている。突き当たりには最後の手段としてコンクリートウォールが。いざという時にはありがたいが、できればお世話になりたくない設備だ