JAFは「誰でもパンクを応急修理できるのか」を検証。4mmの釘が刺さってパンクしたタイヤを使って検証した結果、ペーパードライバーでも、取扱説明書を見ながらであれば、無事に作業完了できたそう(PHOTO:写真AC_月舟)
JAFによるモニターテストの結果。モニターAがペーパードライバー、モニターBがクルマの運転が趣味のドライバー、モニターCがクルマの知識が豊富なドライバー(JAF「パンク応急修理キットでどこまで修理できる?(JAFユーザーテスト)」より)
また、刺さった異物の大きさや種類の違いなど、さまざまな条件で、修理キットでどこまで応急修理できるのかについても検証。その結果、釘・ねじ・ボルトに関しては、刺さったままの状態であれば、修理剤で応急修理ができたそう(PHOTO:写真AC_ドンピエロ)
本検証では、異物を抜いてしまうと応急修理ができなかった(JAF「パンク応急修理キットでどこまで修理できる?(JAFユーザーテスト)」より)
パンク修理キットで応急処置が出来るのは、タイヤが地面と接地するトレッド面に小さな穴が空いた場合のみ。あくまで応急処置であることを頭に入れ、早急にガソリンスタンドや最寄りのディーラー、修理工場などへクルマを持っていくことが重要(PHOTO:写真AC_ドンピエロ)
一度パンク修理キットで応急修理したタイヤは、タイヤホイールの内側に付着した液剤を洗浄する必要があることで手間やコストがかかるため、再利用は難しく、交換が必要。パンク修理キットを使用してしまうと、本格修理が難しくなるという点は、パンク修理キットのデメリットといえる(PHOTO:写真AC_ATELIERSO_MARU)
「パンク修理キット」は、クルマによって異なるが、荷室床下や荷室側面、助手席や2列目シートの下などに格納されている(PHOTO:Adobe Stock_U4)
パンクした直後は動揺で作業や判断を間違えてしまうこともありえる。路上での作業となるため、何より安全を確保しながら、落ち着いて作業するようにしよう。また、こうしたトラブルを防ぐには、日頃の点検も大切。クルマに乗る前にちょっとタイヤの状態を確認することを意識してほしい(PHOTO:写真AC_STUDIO_K)