正式名称は専修大学体育会自動車部(SUAC)。創部は1932年、部員数は20名だ
取材日当日もガレージではレガシィにエンジンを搭載する重作業が行われていた
ジムカーナの試合車としてEG6を所有し、大会用の車両整備も自ら行う
福田主将は大学選びの際、自動車部がある大学を軸に進路を決めたと語る。専修大学自動車部主将として、そしてひとりのクルマ好きとして数々の質問に熱く答えてくれた
整備風景は「THE自動車部」そのもの。そして大会出場選手の選考基準はシンプルに速い順。主将でもうかうかできない!
活動中の風景
OBから代々受け継がれている年季の入ったスズキアルト。自動車部の基本中の基本
「新体制を築き、入賞目指してガンバります!」。そう語る福田主将が座るのはレカロのシート!
井上雄斗さん(経済学部4年)
井上さんの愛車はトヨタ カローラランクス。「1.8Lの2ZZエンジンです。選んだ理由は実用性と速さを兼ね備えたクルマだから。人も荷物も乗りますし、直線だったらほかのスポーツカーと同じぐらい速いです。バランスを兼ね備えたクルマだと思います。ジムカーナのほか、ドライブや旅行に使っています」
福田颯人さん(経営学部3年)
福田さんの愛車はスズキ アルトワークス。「その前に、ちょっとだけスイスポ(ZC31S)にも乗っていました。クルマとして出来はもちろんスイスポのほうがいいと思ったのですが楽しさは別かなと。ボディヨレヨレでもグニャングニャでも楽しいなと思いました。排気ガスの匂いもお気に入りです」
柳森賢快さん(経営学部2年)
柳森さんの愛車はマツダ デミオ。「ロードスターを考えていたのですが、趣味でスキーに行くので、実用性も含めてデミオを選びました。1.5LのディーゼルターボのMTってなかなかないですし、重量も1080kgとスイスポと遜色ないです。絶対面白いと思って選びましたが、ベストチョイスかもしれません」
高橋 歩さん(法学部2年)※「高」は『はしご高』
高橋さんの愛車はスズキ アルト。「福田先輩から5万円で譲ってもらったMTのアルトです。パワーがなく、速く走らせるのが本当に難しいところが逆に魅力です。シフトチェンジ時はダブルクラッチを使う必要がありますし、足まわりも柔らかいです。アルトは大学生が維持できて、ドラテクを磨けるクルマですね」