スマートフォンなどの画面を無意識に遠くに離して見るようになったら、老眼の兆候。老眼が始まると夜間の視力も確実に低下するため、たとえ走り慣れた道でも昼間と同じようなスピードで夜道を走るのは危険
目に疲れが蓄積すると視力には問題がないのに、夜間に標識やセンターラインがクリアに見えないときがある。これは中高年以降のドライバーに多く見られるが、スマートフォンの普及によって最近では若い人でも同じような症状が発生することもある
視力に問題がない人でも夜間は視力が低下するため標識、危険物、歩行者、自転車を見落とすリスクが倍増する。動体視力も低下しやすく、昼間と同様のスピードで走ると、とっさのときの対応が遅れるおそれがある
近くを見る、遠くを見ることを繰り返すと目の中の筋肉をストレッチして緊張をほぐせる。老眼や眼精疲労の改善に効果的な運動だ
眼球を左右に大きく動かすことで目の筋肉をほぐせる。このとき、顔は動かしてはダメ。時間があるときには、上下にも動かすようにしよう
トンネルは明→暗、暗→明、どちらのシチュエーションでも一瞬、何も見えないといった状態になってしまう。この状態からのリカバリーのスピードが老眼が進むにつれて遅くなってくる
トンネルは超危険スポット。特に、明るいところからトンネルに入ったときは周囲が極端に見えづらくなる。特に、暗さに目が慣れるには時間がかかるため、トンネル手前でのスピードの出しすぎには注意
夜間に物が見えづらい人は薄暮も要注意。通常でも薄暮は魔の時間帯といわれているが、老眼が進んでいる人は視力に問題がなくても見えづらさは倍増し、標識や歩行者、自転車などを見落とす危険が高まる