バンパーのロアサイド等に分割構造を採用することで、モータースポーツ参戦時に損傷があった場合の復元や交換作業を容易にしている。まさに「モータースポーツを起点にしたもっといいクルマづくり」の成果だ
モータースポーツ参戦中の損傷回避や視認性を考慮し、上下リヤランプ類を集約
スポット溶接の打点数は約13%増加、構造用接着剤の塗布部位は約24%拡大されたことでボディ剛性が高まっている
ハイマウントストップランプとリアスポイラーを従来の一体式から分けることで、リアスポイラーのカスタマイズ性が拡張された
リアロアガーニッシュ下端に開口部を設けることで、操縦安定性の向上とマフラー内の熱を排出
新型GRヤリス(左)と従来型GRヤリス(右)
新型GRヤリス(左)と従来型GRヤリス(右)
新開発の8AT「GR-DAT(GAZOO Racing Direct Automatic Transmission)」を搭載。レースでMTと同等に戦えるATを目指し開発された
従来型のRSとはマニュアルモード時の変速操作の向きを反転
「目線が高い」という声のあったGRヤリス。今回の改良でドライビングポジションが25mm下がり、ドライビング姿勢が改善されている
RCには全日本ラリー参戦の学びを活かし、サイドブレーキを車両前方へ移動し操作性を向上させた「競技用サイドブレーキ」をオプション設定
進化型GRヤリス(MTモデル)
進化型GRヤリス(ATモデル)
総合力がアップすると次なる課題が見えてくるのがスポーツモデルならではの面白さ
進化型GRヤリス
進化型GRヤリス
進化型GRヤリス