雨や雪の降る日や、枯れ葉や泥が積もっている路面で、タイヤがちゃんとグリップするか、ハンドルの手ごたえを確かめるため、ステアリングを小刻みに操作する「ソーイング」。現在では、タイヤ性能の向上により、必要なシーンは減少している(PHOTO:写真AC_ToYoPHoTo)
路面凍結が起こりやすい地域ではいまでもソーイングが行われるようだし、雨が酷いときや摩耗が進んだタイヤを履いている際にも有効であるため、現代のドライバーでも、知っておいて損はない(PHOTO:写真AC_Siili)
「ヨーイングが足りない」や「ヨーイングが大きすぎる」は、単に、減速が足りていなかったり、急なハンドル操作によって思い通りにならなかっただけのこと。いまではほとんど聞くことはなくなった言葉だ(PHOTO:Adobe Stock_U2M Brand)
クルマを真横からみたときの上下方向の回転の大きさが「ピッチング」。ブレーキングによって前輪荷重が増えると、フロントタイヤのグリップが一時的に上がるため、曲がりやすくなる。こうして前後の荷重移動を上手くコントロールして楽しんでいた(PHOTO:写真AC_ソライロ)
ライバルよりも早くコーナーを駆け抜けるため、かつては必須のドライビングテクニックだった「スローイン・ファーストアウト」(PHOTO:Adobe Stock_chihana)
コーナーを曲がる手間で、一瞬逆側にハンドルを切ってから正しい方向へハンドルを操作するのが「フェイント」だ。しかしながら、これを公道でやると「あおりハンドル」に。テクニック披露のつもりが、あおらないと曲がれない運転下手な人だと思われてしまうかも。絶対にやめよう(PHOTO:写真AC_Furuya Sanae)